フェーザー仕様の革張り1Pソファーを納品。
東急田園都市線沿線にある街で、横浜の北部にあるのどかな街並み。
実は僕もこの沿線に住んでいて、たまプラーザは目と鼻の先の距離。
ウォールナットフレームに臙脂色の革張でクッションはフェザー仕様。
今回は施主様のリクエストで少し硬めのフェザークッション。
フェザー独特のすわり心地を独り占め出来る贅沢なソファー。

この日は横浜でのダブルヘッター納品で、青葉区から都筑区へ。
会議用の大きなテーブルを納品しましたが写真撮りは後日!
嵐のような大雨という悪天候でしたが無事納品完了。

何度もリピートいただいているお客様。
神戸店での納品の一枚。
ブルーヌメ革のオーダーチェアブラックチェリーフレームに濃いブルーのヌメ革のフェザークッション。
黄色のクッションはフランスルリエーブル社の生地をチョイス。

牛皮や馬皮などの中に含まれる脂分などを除去し革を柔らかくするための作業を鞣しという。鞣すことで皮が革となる。クロム(化学薬品)で鞣すのが一般的な方法で、
ヌメ革はこの作業を紅茶などに含まれるタンニンで鞣したものをいう。

このタンニン、ブラックチェリー材の中にも含まれていて、
その為ブラックチェリー材は紫外線にあたると急激に茶褐色へと変化する。

このタンニンの働きにより変化した色合いはなんとも言えない風合い。タンニンは素材に経年変化を与えていくとても素敵な成分なのだ。

キッチンは住宅と密接な関係にある。
そのために工務店様やハウスメーカーとの連携を取らないと成立しない。
現在は工務店様も柔軟な考えを持たれているところも徐々に増えてきているが、まだまだ閉鎖的と言えるだろう。

そんな中多くのハードルやを乗り越えてご注文いただいたのが今回のキッチン。kannaの過去の施工例も同様である。

今回のキッチンは2700mmのペニンシュラキッチンと6700mmの幅のキッチンバックボード。
面材はオークのワックスフィニッシュ。キッチンのトップはステンレスでバックボードはマットブラック。
オーク材をkannaオリジナルのワックスフィニッシュで仕上げ、より都会的で且つ温かみのある木の素材感を前面に出したキッチンが完成した。
水栓金具はDELTAのタッチ水栓、フードはアリアフィーナのサイドフェデリカ、その他機器はミーレ製品をビルトイン。
長さがとてもいいバランスと雰囲気、高級感を出しているキッチンだと思う。

6月には神戸店テレビボードやキッチン、テーブルなど店舗半分の面積でリニューアルする予定。
そして京都新築物件にも新しいスタイルのキッチンやバックボードが登場する。
乞うご期待。

商店建築に掲載されました。
オフィスに置く家具という特集記事。
今回はエントランスソファーとオフィスキッチンという部分に光を当てた取材となりました。

京都市左京区にて建築がスタートした。
現在は基礎工事中。足場組み立ても終わり6月上旬には上棟式を迎える。
完成予定はおおよそ9月から10月頃。

今回のブログは地鎮祭の模様。

場所は京都市の閑静な住宅地。
さていよいよ地鎮祭が始まります。
まずは地鎮の儀。砂の山に鎌を入れたり鍬を入れたりする儀式。
その後玉串奉奠という土地の安定と工事関係者の守護を願う儀式を行う。

その後土地の四隅を清め、儀は終了。
そしてみなさんで写真撮影。
無事地鎮祭を終えることができました。
今月から家具やキッチンの製作に入っていき7月頃には設置に入っていきます。
同時進行で世田谷区のリフォーム物件もあるので工房はしばらくフル回転の状況が続きます。
みんな怪我なく安全第一で製作、頑張って下さい。

福井県へ納品に。
ブラックチェリー無垢材と黒マットのコンビネーション。
東京から6時間、神戸から4時間、、、、。
ということで関西から職人2人での納品となった今回。
最近問合せをいただく機会が多い北陸地方のお客様。
設置費用が少し多くかかってしまうこともあり事例としてあまり上がってこない地域だったが、最近問合せが多くなってきている。
今後は関西よりも南や関東よりも北の地域の方にもkannaの家具をもっと手軽に検討して頂けるシステムを作っていきたいと思う。
さて、どうしようか、、、、、、。
しばらく時間がかかるかな、、。

テレビボードの次にご注文を多くいただくキッチンバックボード。
マンションのキッチンレイアウトはどこも同じ形で、
作業スペースと収納を持ち合わせたものとなると
この形が使い勝手が良いのだろう。
隠蔽機器が多い場合はトール収納を組み合わすことが多いが、
どうしても長さ感が出ないのでセパレートを提案した。
写真ではわからないがスイングダウン扉と棚引き出しを組み合わせて
炊飯器を隠蔽するための収納が施されている。

今回はウォールナットとグレーマット。
グレーマットはなかなか難しい色だが、うまく組み合わせると
とても格好がいい色なのでオススメ。

キッチンとバックカウンターの取り付け。
今回は新築建築中の現場での作業。
戸建て住宅で自宅前に大きな駐車スペースがある恵まれた環境で現場スタート。
まず、建物に傷がつかないように養生された板をめくると、
フローリングがこんにちはと現れてくる。
そして僕たちは「さて、はじめるか!」と上着を脱ぎスイッチを入れる。

kannaではフィラーという、家具と壁を埋める部材は使用しません。
なぜならkannaは「かっこよさ」にこだわるから。
例えば3000mmの壁の内内に家具を設置する場合、家具を3000mmで作ることで可能になるんです。

これ、当たり前のように聞こえますが、当たり前ではありません、、、。
その当たり前をどう実現するのかは企業秘密なので、、、というか話が長くなるので、、、、省略します^^

なので当然現地で切ったり削ったり、しならせたり反らせたり、試行錯誤しならが設置します。
いくつかの部材に分けて製作しますが、組み上げ後にはそう見えない工夫もしています。

よくお客様に「kannaの家具はなんかスッキリしている」と言ってもらうのです。
それは裏で工夫と手間をかけているんですよね、、、、。

そしてほぼ完成。
2700mmのペニンシュキッチンと6600mmのバックカウンター。
施工写真は4月になりそうなので今回は現場の模様をアップしました。

今回は塗装についてのお話。
ウォルナットの画像を基に説明していきます。
上の画像ですがウォルナット材の扉の製作の様子です。
この状態は無塗装の状態でこの上に塗装をかけていくのですが、それには様々な方法があります。
kannaで最も多く施しているのはオイルフィニッシュという、木の中に油分を染み込ませて汚れがつきにくくする方法です。
オイルフィニッシュ用に様々な種類の塗装用オイルが販売されています。

ソープフィニッシュと言う方法もありますが、日本ではまだまだ使用しているメーカーは少ないのが現状です。

上の画像はウォルナットにオイルフィニッシュしたものです。
無塗装のものに比べると、随分色が濃くなっていると思います。
乾燥した木に水を打った時の色と似ていることから、塗装後の色の濃い状態を我々の業界用語で「濡れ色」と呼んでいます。
そして上の写真がワックスフィニッシュというkanna独自で開発した塗装方法で仕上げたものです。オイルフィニッシュとは随分色が違う事に気付いて頂けるでしょうか。塗装を施していない無垢材に近い風合いだと思います。

塗装に詳しい方は、蜜蝋ワックスという塗料を聞いたことがあると思います。これは基本的にオイルフィニッシュをした後に、撥水のために塗るものなので仕上がりは「濡れ色」になります。
※たまに蜜蝋ワックスのみを塗って仕上げている物もありますが、あれは間違った使い方で、油分を入れてからワックス塗布するのが正解です。
市販されている塗料の中にはオイルとワックスの両方を配合しているものがあり、その代表的なものがオスモカラーやリボスなどの配合塗料です。この塗料だと1つでオイルとワックスの両方の効果が得られる優れ物です。

弊社のワックスフィニッシュは、オイル塗装後にワックスをかけたものと同等の耐久性と防汚効果を持ちながら、蜜蝋ワックスのみを塗布した様な、無塗装に近い風合いで仕上げることのできる画期的な方法です。
ワックスフィニッシュを施した木の質感は、黒マットやグレーマット、白マットなどのソリッドカラーマット素材との相性が良く、今後どんどん施工事例に登場してくるだろう仕上げ方法です。

神戸店での納品事例。
kannaオリジナルのボタンソファー。
オットマンとセットでご発注くださるお客様が多い。ウォールナットフレームにベルベット生地。
その中でもエルメス傘下のメフォールをチョイスされる方が多く、
やはりボタンソファーの凹凸が最も美しく見える生地だからなのだろう。
この生地は、見る角度や光の当たり方で様々な色に見える不思議な生地なのだ。

光沢感でけではなく発色がとても豊かで様々な色が用意されているのも海外生地の特徴だろう。
生地単価は決して安くはない。
1400mm前後の生地幅で¥24,000/1mの高級生地。
例えば2mのソファーとオットマンになると
9mの生地が必要となるのでそれなりの価格アップ
(kannaの標準生地からは¥18,000/1mのアップ)になるのだが、
それでもやはり海外生地が人気である。

この圧倒的な存在感と質感はサンプルではなかなか伝わりにくく、
選ぶ色によって張り上がりの雰囲気も違うため、実際にチョイスされた方のみが味わえる醍醐味である。