家具を作るのに多くの道具を使います。鉋やのこぎり、

大型機械も一つの道具と考えてもいいでしょう。

それぞれの道具に一長一短ありますが、

機械は規則的かつパワフルに活躍してくれています。

ですが規則的ゆえに少しのズレを見逃すと、大きなズレを生じかねません。

なので日頃からのチェックやメンテナンスは欠かせません。

 岩野

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この様に、据え付け家具は工房で仮組し、納まりや組み立ての段取りなどと強度や使用感に問題がないかをチェックをします。

 

最終確認を終えると梱包してトラックに積み込み、いよいよお客様の元へ。

手間暇かけて仕上げた家具がお客様の生活の一部になることを想像すると、納品に伺うのは楽しみでもあり、それ以上に緊張する瞬間です。

 

大島

kannaではダイニングテーブルや椅子などを製作したときに出る端材を別の製品に再利用することがあります。

しかし、そのためには材料選び、仕口加工もより厳しく丁寧にする必要があります。

今日は端材から作られている家具の1つ、ポールハンガーを少しご紹介いたします。

まずはこちらの動画をご覧ください。

今見て頂いたのは、ポールハンガーの脚元部分の組み立ての様子です。

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2つの材料を十字に組み合わせて、

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ポールの角材を突き刺す形になっています。

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このように複雑な組み方をすることで強度のある壊れにくいものに仕上がります。

小さくなった材料も捨てるのではなく、丁寧に手を加えて新しいものに変えて永く使っていく。

大切にしていきたい考え方ですね。

 

nobu

 

 

 

 

こんにちは、工房長です。

金属加工屋さんに注文していた脚が届きました。

白の艶消し粉体塗装です。

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この粉体塗装は、有機溶剤を使わないので環境にやさしくシックハウス症候群対策にもなるそうです。

天板をビス止めして完成!

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セットでテーパーレッグチェアも製作。

納品が楽しみです。

 

 

 

 

 

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Instagramを本格的に始めました。

ブログでは載せきれない写真をご紹介しています。

弊社の家具をお使いの方も、気になっていたという方も

オーダー家具が製作されている様を是非ご覧ください。

 岩野

ご覧になる方はこちら

 

こんにちは、工房長です。

前回は板矧ぎをしましたが、次は鉋がけです。

鉋がけの目的は2つあり、矧ぎ目の段差(チリ)やムラを削って平らにすることと、

表面の仕上げです。

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まずは、木目に直交する方向に削ります。

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続いて、木目に対して斜めに

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木目と平行に

そして、仕上げ専用の鉋に持ち替えてもう1度木目と平行に削ります。

 

直交、斜め、平行、もう1度平行 それぞれで天板の表と裏の全面を削るのでなかなか大変ですが、表面の平滑性や質感に関わる重要な作業でもあります。

 

 

 

こんにちは、工房長です。

昨年、TVボードやソファ、ダイニングテーブルなどなど沢山お買い上げくださったお客様から再びご注文をいただきました。

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まずは山の中から使う材料を選びだします。
同じ材種でも一本一本の木目や色合いが違うので、数枚を並べて一枚の天板にした時に調和がとれるように慎重に選びます。

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厚み、幅、長さを所定の寸法に加工し、矧ぎ合わせます。(接着剤でくっつけます。)

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クランプで締め付け、はみ出した接着剤を拭き取り、この状態で一日置いておきます。

 

 

 

 

 

 

10年程前にkanna A LINE CHAIR をご購入されたお客様より、座面の張替をご依頼いただきました。

張地の破れや少しついてしまった傷が、生活の道具としてお客様に馴染んでいるのを物語っていて、とても嬉しく思いました。

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10年間お使いいただいたウォルナットの雰囲気を壊さない程度に、キズやシミ等をリペアしオイル塗装をかけ直しますと、新しい椅子にはない味わい深さが出てまいります。

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樹種特有の経年変化を楽しんだり、傷んだ座面を張替えて長くお使いになるうちにアンティークに育っていくのも、無垢材で作られている家具の醍醐味かと思います。

新しい張地でお客様のもとに帰る椅子に、家具を製作する大きなエネルギーをもらいました。

ozaki

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吸い付きアリ桟という、木の反りを留める技法でヒノキのまな板を作りました。

まずは動画をご覧ください。

この様に入れはじめは緩くても反り止めの桟を打ち込むごとにキツく締まってきて板の反りを止める構造になっています。

 

接着剤を使わずに木のはめ合いだけで固定しているので木の伸縮にも対応できるのです。

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今では見る機会も少なくなったと思いますが、木の鍋蓋などにも使われています。

どこかでお見かけの際は吸い付きアリ桟が使われているかぜひ見てみてください。

 

大島

ツマミひとつとっても木目や色味があっていないと

家具全体の雰囲気を損ねてしまいます。

ツマミひとつで?と思われるかもしれませんが

金属のツマミ、木製の既製品のツマミ、木目や色味を吟味して

製作したツマミでは印象が大きく違ってきます。

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とても小さなパーツですが、大きなこだわりです。

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