大阪は高槻市への納品事例。
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あくまで物造りの方向としてはすっきりとした現代的なデザインを意識しているが、
周りの環境とミックスさせるとクラシカルな雰囲気にもなる。
色々な文化が混ざり合っている日本では、このミスマッチをうまく操ってやらないと面白いインテリアに行き着かない。

このなんとも曖昧で定義のないものは雑誌やカタログなどではなかなか捉えることができず、
センスを磨くほか方法がないと僕は思っている。

ソファーや壁紙などもこのセンスが必要で、失敗しないオーソドックスな色使いでだけを選びがちだが、
思い切って派手な柄や色を、カラーコーディネートの基本に逆らってチョイスするととても良い空間ができあがる。
もちろんこのミスマッチはマッチしないとただのミスになってしまうので注意が必要だ。

目黒店はソファーや椅子などファブリックをカラフルなものにし動きのあるコーディネイトにしている。
神戸店も生地の購入はすでにしているので、あとは張り上げるのみ、、、。
まだもう少し先になりそうだが、、、

工房ブログでも紹介している長いオーダーソファーの事例。
工房ブログアップからあまり日数が経過してしまうといけないので早めのアップ。

fuj1今回のソファーは長さ3700mmと長い。そして奥行きも広くみなさんの想像よりは現物の方が相当大きく見えるだろうソファー。
fuj2天板には3ヶ所のコンセントを設置しているが大きすぎてフレームには入りきっていない。
張り地は国産のモケットタイプで長く使っていただいても味のある生地。
fuj3そしてそのソファーの左にリビングボードを設置し、
リビングボードの正面にはルンバピットを備えたフローティングキャビネットを設置。
フローティングキャビネットは残念なことに写真があまり上手く撮れていなかったのでアップは断念。

全てのオーダー屋がそうとは限らない話なのだが、
僕の場合、搬入できる経路がいかなる経路であっても、
搬入できうる最大のサイズでデザインを立ち上げる。
よって今回はフレームを分割で製作し座と背のクッションは
1本で製作する指示を工房へ出した。

その理由はただ一点デザイン的に最良と思えるからだ。
もちろん、強度構造や生産、運搬のコストとデザインを測りにかけながら。
今回は2階バルコニーから一直線の場所であったため1本での製作に即決定したことは言うまでもない。

この搬入だが例えば30階の高層マンションでも階段上げで搬入することもある。
この場合もデザインにこだわりがあるからそうする訳だが、
上文にもあるように、コストを考慮しなければならない。

こういった場合、そのリスクや費用、長所や短所をお客様に御説明し、
費用を含めてお客様に判断して頂く。まあまあそれなりの費用はかかる訳ですが、、、。

施工者として決して楽ではなくリスクもあるが、これからもそこにこだわって仕事ができればよしと思う。

オーディオ好きな方ならきっと知っているであろう英国スピーカーメーカーのKEF。
その澄み渡ったキレの良い音と定位感。
ハイエンドからシアターまでデザインと音質を両立した名門メーカーです。
ウェブサイトはhttp://www.kef.jp
そんな素敵なKEFさんに目黒店の取材をしていただきました。

TVB3284gaikan4415構成や記事を考えていただいた遠藤さん、そして素敵な写真を撮って頂いた 土屋さん、
本当にありがとうございました。

薄型で、壁掛けができて音が良くて、、、MARANTZのアンプと組み合わせて毎日素敵な音を心地よく聴きながら仕事をさせていただいています。

目黒店ではそんな素敵な音と映像のコラボを体感していただけます。
ぜひ一度体感してみてください。

神戸市へ縦スリットのテレビボードを納品。

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木の特性と言いますか、木というものはその形状になった時の表や裏、
右や左の繊維の張り合いでその形を維持している。
なので大きな板を薄い板や板から桟などに加工する際必ず反りが生じるわけです。
その反りは加工後すぐにでて、そのあとさらにゆっくり反りを大きくし
全ての張り合いのバランスが取れるまでゆっくりと変形していく、、、。

焦らず急がず木の様子をうかがいながら作る。
生産性を追求する現代社会と逆行するこの物作りこそがこの空気感を生み出すと信じ15年。
そしてこれからもこのkanna styleで。

 

大阪は堺市へ
ich1テレビボードとソファーなのだが今回はどちらも完全オリジナルデザインでの納品。
ソファーは後ろから見た意匠もデザインしている。

ich2生地はエルメス傘下の生地メーカCREATIONS METAPHORESのブルーベロア。
発色が良く鮮やかな色目でありながら決してカジュアルにはならず、
表情豊かで奥深い質感が特徴。生地価格1メートル2万円台。
ベロアやモケットは古くなってきてから味が出る生地。
神戸の阪急電車に深いグリーンのモケットが使われていたのが懐かしい。

宝塚歌劇団で有名な関西の街宝塚市へ納品に。
今回の納品は2回に分けての納品。
第一弾としてテレビボードとダイニングテーブル、
そしてエラックのスピーカを使ったサラウンドシステムの納品。

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縦スリットの天袋は一部エアコンの目隠しとし、その他部分は収納しスペースになっている。
天袋の取り付け位置はマンションの梁の前に設置し右の小梁部分はスリットを切り欠き加工している。
地袋部分はスピーカーネットとスモークガラスの収納でオーディオ機器と
サブウファー、センターとフロントスピーカーを隠蔽収納している。

そしてスリットのダイニングテーブル。
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全てを面で仕上げていく。
これがかなりの手間となるが、見せる為に必要な技術力であり労力である。
シンプルとは奥深き世界だ、、、。

昨日5月14日(土)kanna目黒通店がオープンしました。
コンセプトは西宮店と同じでお店の外観なども統一して改装。

IMG_6467外装、内装共に何も無い状態からスタートし約2ヶ月半の工期をかけて完成。
サインは大きさ仕様共に神戸と同じものを使用しています。

IMG_64772wayのテレビボードは実際にスクリーンに映像を映し出せるように設置している。
張り地は全て海外のものを使用し、個性的な色や柄のものをチョイスしている。

IMG_6479IMG_6478これから西宮と目黒店ともに日々精進してまいりますので皆様これからもkannaをよろしくお願いいたします。

芦屋市へキッチンの納品。
nak1オーダーメイドである事だけがこだわりな訳ではない。
そのこだわりはなかなか伝えにくいがわかってもらえる人にこれからも発信し続けていきたい。

僕たちの作るものは工業製品ではないので1つ1つ完成品に個性があるのだが、
工業製品に慣れてしまった昨今この個性がダメと言う人が多くなって来ている。
当たり前だが同じ木目もなければ、同じ色もなく、人間の顔が違うのとおなじで木にも個性がある。
また暑さ寒さにに対しても反応し風邪を引いたり熱中症になったり、、、。
おおきな心で付き合っていってもらえればきっと長く付き合ってもらえると僕は思う。

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東京都荒川区の新築マンションへ納品に。
今回はTVボードとソファー。
muk2テレビボードは無垢のウォールナット材
muk1右のデスク部を含めると4.8mのロングサイズ。
ウォールナット材は材料を揃えるのに本当に苦労する、、、。
しかしここ数年の無垢材の価格の上がり様には困ってしまう。
muk3ソファーの生地は海外製のもので、特にオットマンは特徴的な生地。
この生地はkannaの目黒店にも使用する生地なのだ。
muk5ソファーは白に近いグレーの生地でうっすらパターンのエンボス加工が
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世田谷区へTVボードを納品。
材質はウォールナット材で。
sio1最近多く注文を頂くアッパー間接照明の入ったテレビボードで、
内装段階で照明プランまできっちり出来なかったりとか、マンションのオプションで
エコカラットは貼ったものの照明が無く少し寂しいとか、、、そう言ったお客様がセレクトされる事が多い。
sio2薄型のLEDライトを家具に埋め込んで使用するのだが、これが実にスタイリッシュ。
スイッチやアルミケースの細部に迄デザイン処理が施されているのだ。
照明に関しても後付けで色々なパターンでご提案できると思うのでお気軽にご相談下さい。