姫路市のオーディオルーム

オーディオルームの構築のため姫路市へ。
オーダーメイドのLVパネルLVパネルと言われる拡散吸音パネル。
kannaオリジナルと言いますか、私艸島のオリジナルと言いますか、、、。
東京から西宮の工房へ数日の出張で製作。

このパネルの役割は高音域の反響の拡散と吸音、そして低音域の吸音の両方を備えている。
オーディオルームにはこれ以外にも吸音素材を取り入れ残響音を調整するのだが、
そもそもなぜそんなことが必要なのか、、、。

皆さんも経験あると思いますが、コンクリートに囲まれた部屋で大きな声(特に高音)を出すと音がやけに反響し耳障り、、、。そんな経験ありますよね、
六面体の部屋の壁に声が跳ね返り続け、とてつもない硬質な残響音に囲まれることになります。とても音楽など聞けません。
この残響音言葉の通り響きが残るということなので、瞬間的に出た音も長い時間の響きになり、次に発した音に被さることになるので音が途切れくことなくなり続けているように聞こえてしまうのです。
かといって、残響音をゼロにすれば良いかというとそういう問題でもなく、
良質な残響音を適度に残すことが大事、、、良質な残響音が適度に必要です。

まあ、普通にリビングなどで小さなスピーカで音楽を聴く場合は必要ありません。
これはオーディオマニアの方が音楽を聴く専用室やシアター専用室を作る場合などに必要な工事なのです。
この写真は、現在の神戸店に移転する前の六甲アイランド店内に設けていたシアターの専用室。
この部屋もLVパネルや吸音パネルを多く使い音の調整をしているのがわかりますよね。
こうすることで、リアルで臨場感と迫力のある音質での再生を得ることができるのです。

マニアックな話を長々としましたが、簡単にいうと『いい音』になるということです、、、。
男のロマンと言いますか、、、。あなたもこんな部屋作ってみませんか!