茶と白

テレビボードとダイニングのカウンター収納を納品させて頂いた。

fuj.tまずはテレビボード。素材はウォールナットで定番のスリット中央のみのタイプで
上部に天袋を取り付けている。
最近マンションを購入された方で多いのがマンションのオプション工事で
壁の下地補強をされていたり、リアスピーカーの配線をされていたり、、、。

kannaでは、和田興産さんのワコーレマンションの新築段階で壁掛の補強やリビングシアターのプランニングをさせて頂いていて、事前に配線を隠蔽したり天井にプロジェクターの昇降機を付けたりスクリーンを吊ったりと言った事をさせて頂いている。

最近マンションの建築工事もこういった柔軟な対応をされている所も増えていて、
ワコーレマンションの担当の方は「お客様が望む事は出来る事は何でもする。手間はかかっても可能な事は断らない」とおっしゃっている。

凄いの一言!マンションの場合建築に携わる人の数が戸建とは比にならないので、
細かな仕様をそれぞれのお部屋で形にするには相当な手間が掛かるのだ。

fuj.c

こちらはダイニングスペースの収納でタモ材を白く染色した仕上。
今回茶と白の家具を同じリビングにあえて取り入れているが、
色目だけではなく樹種や形など、そのお家によって様々。

お客様には色々なパターンがあって、ウェブでkannaを知って頂き気に入った形を決めて来て頂いた方、
収納したい物や機能などが明確な方、お好きな色や樹種がある方、漠然としていて何も決まっていない方などいろいろ。

ご来店頂き店内を一通り見て頂き、そこから過去の施工例などを参考に色々な提案を
お客様の用途や好みを伺いながら行っていく。

インテリアを作り上げていく上で、このうち合わせが最も大事な部分だと僕は思っているのだが、
お客さんの頭の中に有るイメージや好みなどをいかに読みとり形に出来るかで全てが決まると言っても言い過ぎではないと思う。

そんな目に見えない物を形にする為にも、これからもっともっと多くの引出しを
整理しつつ蓄えていこうと思う。