相変わらず人気のウォールナット。
ようやく安定した品質の材木が供給されるようになてきたが、
価格はうなぎのぼりなのは相変わらずだ。
施工例を見ていただくと気付いてもらえると思うが、ある程度の長さまで木目を通して制作するのだが、
これがまた苦労の種で、ただでさえ品質維持が難しい材な上に長さま確保しなくてはならない、、、。
天然素材であり大型の家具をあっさり仕上げるために欠かせないのがこの苦労で
長年良い方法がないか考え続けてきたが、最近はそれも諦めその苦労に慣れることに専念している。
今回はそんな人気のウォールナット材を使ったセパレートタイプのテレビボード。
あたかも建築中に設置したかのような納まりももう慣れた作業だが、
ブランドを立ち上げて15年間、きっちり納まるまでの不安は相変わらずだ。
長年改良を続け落ち着いたスリットも今やウェブでテレビボードと
検索すると山の様に画像が出てくる今、新作のテレビボードを出すか思案中である。
工房の作業になかなか余裕がないが、まずは神戸店のテレビボードを作り変えようと考えている。