塗装、組み立てを終えてブラックチェリーの円形テーブルが完成しました。

 

ブラックチェリーの色合いと全体的に丸みを帯びたフォルムが相まって、とても柔らかな質感に仕上がりました。

伸縮の大きいテーブルの天板に対応できるように、天板は駒留(こまどめ)という方法で留めています。

先週に引き続き、円形テーブルの製作。

脚部は円形のテーブルに合わせて丸脚になっています。

 

まず、角材の状態でホゾ穴加工を済ませます。

そして、角を取っていき円形に近づけたら、木工旋盤という機械にセットして回転させながら削っていきます。

刃物で削り終わったら、回転させながらペーパー(紙やすり)で研磨します。

丸くて柔らかい質感に仕上がりました。

幕板の加工も終えていよいよ組み立

天板、脚部の加工が終わり完成が見えてきました。

ブラックチェリーの円形テーブルを製作。

まずは、必要な大きさになるように天板の材料を矧ぎ(はぎ)ます。

 

正方形や長方形の天板と違い、円形の天板は角の部分に無駄が出てしまいます。

なので、なるべく無駄が少なくなるように長さを調整して木取りをしています。

1日おいて接着剤が固まったら、線より少し外側をバンドソーで荒取り。

鉋がけをして仕上げていきます。

完成をお楽しみに!


木を薄く削り、ベニヤ板に貼ったものを突板化粧合板といいます。

木は同じ樹種でも色が濃い薄い、木目が粗い細かい、真っすぐだったりうねっていたり
と様々です。
似たようなものはあっても、同じものはありません。
それが木の面白いところであり、反面扱いづらいところでもありますが・・・

突板屋さんからサンプルを取り寄せ、色や木目を確認してから貼ってもらっています。

仕事の合間にちょこちょこと進めていた新Tシャツ製作ですが、いよいよ完成しました。

初めてのTシャツづくりと、こだわりの強い職人達ですので、案出しでなかなかと難航しました。

とにかく案を出し続け、やっとのことでデザインは決まりました。

こだわりは何といってもブルーのグラデーションです。涼しさを感じさせるこのデザインには職人一同顔を合わせる度に清涼感を感じています。

大きくかつ密集させたロゴはパッと見たとき、どこか模様のようにも見えます。

完成で喜びもありますが、ユニフォームですので身の引き締まる思いもあります。

 岩野

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