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    10年程前にkanna A LINE CHAIR をご購入されたお客様より、座面の張替をご依頼いただきました。

    張地の破れや少しついてしまった傷が、生活の道具としてお客様に馴染んでいるのを物語っていて、とても嬉しく思いました。

    _MG_9993

    10年間お使いいただいたウォルナットの雰囲気を壊さない程度に、キズやシミ等をリペアしオイル塗装をかけ直しますと、新しい椅子にはない味わい深さが出てまいります。

    _MG_0154

    樹種特有の経年変化を楽しんだり、傷んだ座面を張替えて長くお使いになるうちにアンティークに育っていくのも、無垢材で作られている家具の醍醐味かと思います。

    新しい張地でお客様のもとに帰る椅子に、家具を製作する大きなエネルギーをもらいました。

    ozaki

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    吸い付きアリ桟という、木の反りを留める技法でヒノキのまな板を作りました。

    まずは動画をご覧ください。

    この様に入れはじめは緩くても反り止めの桟を打ち込むごとにキツく締まってきて板の反りを止める構造になっています。

     

    接着剤を使わずに木のはめ合いだけで固定しているので木の伸縮にも対応できるのです。

    _MG_9820_MG_9946

    今では見る機会も少なくなったと思いますが、木の鍋蓋などにも使われています。

    どこかでお見かけの際は吸い付きアリ桟が使われているかぜひ見てみてください。

     

    大島

    ツマミひとつとっても木目や色味があっていないと

    家具全体の雰囲気を損ねてしまいます。

    ツマミひとつで?と思われるかもしれませんが

    金属のツマミ、木製の既製品のツマミ、木目や色味を吟味して

    製作したツマミでは印象が大きく違ってきます。

    _MG_0120

    とても小さなパーツですが、大きなこだわりです。

    _MG_0113 ozaki

    神戸でkannaブランドを立ち上げて16年が過ぎた。
    多くのお客様にご注文をいただき、そして現在多くのリピートをいただいている。
    もちろん全てのお客様にリピートをいただくことは無理だが、かなりの確率でいただいていることは間違いないことで、
    その結果は今までしてきた仕事の評価として受け止めるようにしている。

    この国はデザインという評価がなかなか得られないのが現実で、
    そんななか、図面だけが一人歩きしているといった現実も少なくはない訳で、、、。
    と少し愚痴ってしまったが、仮注文をいただき詳細なデザインを作成するといったシステムにさせていただいたことで、
    思い切り図面を作成することができるようになり、
    本来の業務に打ち込めるようになった。

    さて今回の納品はもう何度目のご注文になるだろうか、、、。
    ブラックチェリーのチェスト。
    sibできたてのしらけた感じから徐々に深みを出しながら変化するブラックチェリーは
    その変化が大きく、この経年変化もまた楽しみの一つである。
    メンテナンスをしながら愛情を注ぎ育てていただければそれに応えてくれる。
    そんなもの作りをこれからも続けていきたいと思う、、、。