オーダーキッチンとバックボード。
今回の仕様は2700mmのペニンシュラキッチンと6700mmの長いバックボードで、
材質は共にオーク材のワックスフィニッシュ。
キッチン天板はステンレス製で、バックカウンターは黒マット素材をチョイスしている。
機器類はミーレ製の食洗機とIHクッキングヒーター、そしてフードがアリアフィーナのサイドフェデリカ、水栓がDELTA製になっている。
DELTA製の水栓は静電気を利用したタッチ水栓。
両手がふさがっていても腕で触れるだけで水栓をコントロールできる優れもので、
かつデザイン性の高い水栓だ。
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丸脚のテーブル(先細り脚)。
幕板と脚のつなぎ目部分です。
kannaのテーパーレッグは垂直な円筒部分が無いため、ホゾも斜めでさらにだんだんと小さくなる直径に合うように加工します。
職人の頭は3Dで考えられるんです(*‘ω‘ *)
刃物の角度を調整しながら、精密さが求められます。
量産品ではこの作業、できません。
一つ一つ、違ったものを手作りするからこそ、職人の腕も磨かれていきます★
こちらはテーブル天板の反りを防ぐために金物を入れる穴です。
突板材で製作する場合は必要ないものですが、無垢材は湿度や温度で反ったり割れたりするため、木材や家具の種類によって様々な手法でそれを防ぐ加工をします。
手間を惜しまずに作ってこそ、お客様に喜んでもらえるものが出来上がると思い頑張っています!
ホゾの話です。
↑以前にもご紹介した、ビーンズ型テーブルの脚と幕板です。
テーブルには天板以外にもこんなパーツ製作が必要です。
そしてそれぞれに形状の異なるホゾとホゾ穴が施されています。
ホゾ加工は椅子やテーブルの脚などでは特に強度が求められます。
ホゾの深さや角度によって強度は変わってきますので、その計算するのはもちろん、木材の硬さによっても加工方法が異なるため微妙な調整が必要です。
精度は紙一枚分程!!だとも言われています。
職人の経験と腕が仕上がりに出てきます。
こちらは、9年前にkannaで製作したテレビボードです。
もともとオープンの収納でしたが今回、スリットの扉を付けるご依頼を頂きました。
オーダー家具だからこそできることですね(*^-^*)
スリットが付いたらまたお部屋の雰囲気も変わると思います。
お使いのものを引き上げての加工ですので急ピッチで進めています!
福井県へ納品に。
ブラックチェリー無垢材と黒マットのコンビネーション。
東京から6時間、神戸から4時間、、、、。
ということで関西から職人2人での納品となった今回。
最近問合せをいただく機会が多い北陸地方のお客様。
設置費用が少し多くかかってしまうこともあり事例としてあまり上がってこない地域だったが、最近問合せが多くなってきている。
今後は関西よりも南や関東よりも北の地域の方にもkannaの家具をもっと手軽に検討して頂けるシステムを作っていきたいと思う。
さて、どうしようか、、、、、、。
しばらく時間がかかるかな、、。
以前、テレビボードをご注文下さったお客様よりAラインチェアと1Pソファ+オットマンを承りました。リピート頂けるのは本当に嬉しいです!(^^)!
この1Pソファには、これから紺色のレザーのフェザークッションを組み合わせます。
経年によって”いい味”が出ていくに違いありません!!
合皮は劣化していきますが、本革は傷も日焼けもの楽しみになるものです。
出来上がったらまたご紹介したいと思います♪
今回、9年前に製作したAラインチェアの張替えも同時にご注文頂いたのですが、
このソファも長く使っていただきたいと思います。
ビーンズのテーブルを製作中です。kannaでは珍しいご注文です!
↑まず、ベニヤ板でこんな型を作ってから、矧いだ無垢材を切り出しています。
この可愛らしいフォルムのテーブルは、お客様が愛用中のお弁当箱を参考に作っています。製作しながら家族団欒の想像が膨らみます(#^.^#)
明日はご依頼主が工房に見学にいらっしゃるので、気に入って頂けると嬉しいのですが・・・
ブラックチェリーの丸テーブルの天板の製作です。
まずは5枚の板を矧いでいきます。
木目が美しく見えるように考えて並べています。
そして丁寧にカンナがけ。
カンナがけを日々やっているおかげで筋肉つきます(=゚ω゚)ノ
丸く切り出しているところです。
木目、美しいですよね(#^.^#)
無垢材の良さが感じられます。
ちなみに突板材ですと、同じ模様が並ぶ仕上がりになります。
オイルで仕上げて、とてもキレイな天板が出来ました。
余談ですが・・・ブラックチェリーというからには桜のような花が咲くのかと思い(お花見シーズン真っ盛りですので)調べてみました!
こんな花でした!
日本の桜の方が断然きれいですね!!
このシーズン、kanna神戸店付近はお花見のお客さんでいっぱいです(*’▽’)
テレビボードの次にご注文を多くいただくキッチンバックボード。
マンションのキッチンレイアウトはどこも同じ形で、
作業スペースと収納を持ち合わせたものとなると
この形が使い勝手が良いのだろう。
隠蔽機器が多い場合はトール収納を組み合わすことが多いが、
どうしても長さ感が出ないのでセパレートを提案した。
写真ではわからないがスイングダウン扉と棚引き出しを組み合わせて
炊飯器を隠蔽するための収納が施されている。
今回はウォールナットとグレーマット。
グレーマットはなかなか難しい色だが、うまく組み合わせると
とても格好がいい色なのでオススメ。