ピイラ材の引き戸と木壁。
同じ素材を加工し壁材と建具を製作。
6年前に製作したものだが年々風合いと味が増している。
通しと言って同じ木目を持つ板で全ての建具や家具を製作する事で、
部屋全体の質を統一している。
点数が多くなればなるほど容易ではない。
こちらも6年前に製作したもの。
黒の天板に茶色に染色した木の組み合わせのセパレートタイプの据え付け食器棚。
使い勝手の良い深い引出しと引き出せる棚板とゴミ箱スペース、上部にはダウンライト付きの奥行き350mmの天袋収納。
横長で使い勝手がよく、広い天板によりワークスペースも十分に確保する事が出来る。
ワークトップは今回メラミントップですが、それ以外に人工大理石やクオーツ、タイルなど
様々な材質の中から選んで頂き製作していきます。
木は水に弱いと言うイメージを持たれている方が多い様ですが、本来木は水に弱い素材ではありません。
勿論メンテナンスは必要ですが、桧風呂の様に水を張る物に使われる素材なのです。
タモ材の無垢のカービングテーブルにヌメ革張りのテーパーレッグチェアーを4脚。
鮮やかな赤の革が印象的。
耐久性に優れたヌメ革は年数が経てば経つ程深い味わいに変化し続けて行く。
黒の天板の効果によりウォールナット材が引き締まって見える。
男っぽい渋いインテリアに仕上がっている。
黒や白の部材は部屋に色を与える物ではない為他のインテリアと喧嘩をしたりする事のない素材なので、
安心してお部屋に配置出来る色目で、取り入れる事で木目を強調したり柔らかく見せる効果もある。
リビングダイニングをメインに、和室、洗面、トイレのリフォーム。
壁と天井はクロス仕上ですがエンボスと言う発砲素材のクロスを総パテ状態に近い下地処理を行った後で張りあげています。
それにより塗装や漆喰の様なあっさりした都会的な空間に仕上がっています。
メイプルのクリア仕上のフロアーにグレーの大判タイル貼り。
リビングのアクセントタイルはエコカラットをチョイスされる方が多く見られますが、
大判タイルを貼る事であっさりとした都会的なイメージに仕上がりました。
LED調光タイプの間接照明が栄えます。
キッチン上についていた天袋を撤去し開放感を出しています。
そうする事で減ってしまった収納は大きなキッチンバックボードと
キッチンのダイニング側の収納で補っています。
家具造作はkannaオリジナルでブラッチェリー材をチョイス。
今回和室は大きく触らず畳を濃い茶色のカラー畳にし雰囲気を変更。
近年和室をなくされる方が多いのですが、モダンテイストでリビングと違和感なくつなげる事で、使い勝手の良い空間が出来上がりました。
洗面は人工大理石シームレストップに引出し式のシャワー水栓をチョイス。
壁幅一杯にサイズオーダーで製作した洗面本体はブラックチェリーで
ミラー部は3枚扉収納で開き勝手は三面鏡仕様。
トイレはブルーのクロスを天井から奥の壁へとつなげる事で
奥行き感をだしている。
床はビニール系の物からタイルに変更し質感をアップ!