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東京渋谷から横浜の北部を通る田園都市線。
今回はその田園都市沿線も横浜北部の町へ納品に伺った。
実は僕自身もこの田園都市線沿線に住んでいます。

今回の納品はテレビボードとチェスト、洗面化粧台とトイレの手洗いの納品に伺った。

リビングに設置したテレビボードと据付のチェスト。
最近よく使う黒マット素材だが、この黒マット素材ににウォールナットの新しい仕上げのワックスフィニッシュの相性が抜群にいい。

このワックスフィニッシュは名前の通りワックスのみで仕上げた質感を汚れにくくするオイルを使いながら出す方法で、北欧でよく用いられるソープフィニッシュに近い仕上がりになる。
このソープフィニッシュは無塗装に近い仕上がりで、木のそのままの表情で楽しめるのが特徴である。

 次に洗面化粧台とトイレの手洗いカウンター。
こちらはオーク材をワックスフィニッシュで仕上げた物。

洗面台の天板にはクオーツストーンにグローエ製のアンダーマウントボールをチョイス。水栓金具も同じグローエ製。

トイレカウンターは黒マット天板で、セラの取り扱っているスカラベオ製のボールとTOTOの自動水栓を選択。
衛生面に気を使った仕様となっている。

今年ももう一月を切り年末の慌ただしい毎日が続きますが、
みなさん体調壊されませんようご自愛ください。

いよいよ12月突入ですね。
今月は東京での納品予定が何件か。
まずは目黒区に納品予定のラウンドテーブル。
kannaでの商品名は一応、FULL MOON DINING TABLEです(*‘ω‘ *)
ウォルナットのラウンドテーブルは渋い仕上がりです。
これにセットでテーパーレッグのチェアも4脚納品予定です。
たくさんのパーツが出来上がっています。
東京大田区のH様よりご依頼いただいた壁面収納のパーツです。
この収納、H2200mm×W3000mm超えの大きなもので、
組み上がったら存在感のある家具になるでしょう。
納品後の写真も施工例で紹介したいと思っておりますので
楽しみにしていてくださいね♪
東京町田市のY様より承ったTVボード横のトール収納です。
H2400mm弱の高い収納です。
これにワックスフィニッシュのオークの扉を取付予定です。
10日後には納品なので、TVボードの別のパーツも頑張って製作します(‘ω’)ノ

東京大田区に納品予定の本棚の製作風景です。
ワイド3m超え、高さ2.2m超えの大きな本棚です。
これだけ大きいと可動棚だけでもこんなにたくさん!!
読書の秋が何回来ても大丈夫なサイズの本棚です(笑)

余談ですが、最近、東野圭吾さんの「人魚の眠る家」を読みました。
去年、映画が公開された作品です。(見ていませんが・・・)
医学の進歩と倫理感、親の気持ちと周囲の人間の距離感など様々なことを考える機会となりました。
秋の夜長に、本を手に取る方も多いかと思います。
お手持ちの本が増えましたら、kannaで本棚作りますのでご一報下さいませ(*‘ω‘ *)

だんだん寒くなってきましたね。
早いもので今年も残り40日ほど。
工房では、年内納品の家具製作に勤しんでおります。

まずは椅子の張替えからご紹介。
10年ほど前にkannaで製作したAラインチェア。
この時張ったのは薄いイエローの馬革でした。
今回、お引越しのついでに座面の張替えのご依頼を頂きました。
いろいろ悩まれた結果、↓ガラッと印象の違うファブリックをお選びいただきました。
イタリアのファブリックで綺麗な発色です。赤でも優しい印象ですね。
新しいお部屋に馴染み、またこれからも愛用して頂けたら嬉しいです(*^-^*)

新しいといえば!
kanna工房に新しい仲間が加わりました♪
↑この日、初出勤のTさんです。
早く慣れてバリバリ活躍してくれることを期待しています!

関東方面の納品の場合、一旦川崎倉庫に4トン車で輸送しそこから小さなトラックにb物件単位で再積み込みし納品に伺う。
1件目の納品は東京港区Y邸のウッド扉のテレビボード。
白木のテレビボードタモ材ワックスフィニッシュのテレビボードタモ材柾目のワックスフィニッシュ仕上げのテレビボード。
赤外線エミッターを使い隠蔽時でもリモコン操作を可能にしている。
隣の金属とガラスのケースはバイオエタノール暖炉。
このバイオエタノール暖炉はkannnaでも取り扱いしているもので神戸店の新作テレビボードにはビルトインタイプが実際に展示してある。

こちらが神戸店のテレビボードの画像。
下の画像は実際に炎を灯したところ。この暖炉は一酸化炭素を排出しないので煙突が不要でマンションなどにも設置できるのが特徴。
エコスマートファイヤをビルトインした壁面収納エコスマートファイヤの炎次に、田園調布K邸の地下室のテレビボードと本棚。
素材はオークのオイルフィニッシュでL型に配置している。
地下室のため、本棚の背板にスリットを用い、通風と配光ができるように工夫している。

地下室のテレビボードと本棚オーダーの地下室インテリアそして最後は杉並区のT邸AVボード。
施主様のT様はいつもお世話になっているホームシアターファイルと言う雑誌の編集をしている方で、お宅のAVボードのご注文をいただいた。
スリット仕様のAVボード今回のAVボードの納品の様子はホームシアターファイル誌のウェブページで紹介していただく予定。
僕の画像も紹介していただけるようでとても嬉しく恥ずかしいです(^_^;)
12月頃のWEBページになる予定と言うことですがとても楽しみです。

まずホームシアターってなんなのかというお話からさせて頂きます。
シアターを大きく分けるとテレビモニターだけのものとスクリーンにプロジェクターで映像を映す物の2種類があります。
そしてその映像にプラスサラウンドという音声を再生できる機器をあわせものを一般的にホムシアターと呼ぶ方が多いようです。

昔は3管式と言われる大きく高額な映写機(テレビで言うとブラウン管のようなもの)で映像を写していて、
ランプの明るさや解像度も低く一部のマニアの人たちの趣味と言う感じでしたが、
現在は安く解像度の高いHDと言われる映像とさらに3Dといった映像も安く簡単に見ることができるようになってきました。
さらにテレビモニターも大型化しスクリーンを使わないシアターを組まれる方も大変多くなってきています。

ではスクリーンとテレビモニターは何が違うのでしょう。


まずはテレビモニターだけを使ったシアター。
大型のテレビモニターと、ブックシェルフやトールボーイといった箱型のスピーカーを組み合わせたものや、薄型の壁掛けスピーカーを使ったもの、最後の写真のワンバータイプと言う横長の1本のバーに複数のスピーカーを内蔵し臨場感をだす物などスタイルは様々。
さらにフロントスピーカーとリアスピーカを備えたものなどがあります。

テレビが大型化し薄型になることで、テレビに内蔵するスピーカも薄型化され、
音質が低下しまったことや、ネットフリックスやアマゾンプライムなど映画配信サービスが発展し、
さらにマルチチャンネル音声で配信されていることでサラウンドの人気が高まっているのでしょう。

次にスクリーンを使ったシアター。
多くの方が100インチから120インチのスクリーンをチョイスされます。
例えば120インチスクリーンの場合、数字上では60インチモニターの2倍ですが、
画面の大きさは対角の長さで表記させるため、大きさは4倍になるのです。
違いは大きさだけでありません。テレビモニターはそれ自身が発光する直接光なのに対し、
スクリーンはプロジェクターが発光したものをスクリーンに映した間接光なので、
ギラつかず滑らかな映像が味わえます。
またテレビが1秒間に60コマで映し出されているのに対し、プロジェクターは24コマで映し出されているので
フイルムのような映像が楽しめます。

ですが明るい部屋ではその良さが半減してしまうという欠点もあるので、
部屋の環境や見る時間帯などを考えて頂き設置されることをオススメします。

次に音ですが、みなさん馴染みのある5.1CHサラウンド。
フロントに3チャンネル、リアに2チャンネルのスピーカーと0.1CHのサブウファーを持ったものを5.1CHサラウンドと言います。
リアにスピーカーを配置することで音声が前後に移動し臨場感のある音が楽しめるのです。
ですがリアのスピーカを設置する場合、配線が多くなってしまいます。そんな時には
ワンバータイプなどのバーチャルサラウンドシステムをお勧めします。
名前の通り、リアスピーカーをフロントスピーカで鳴らすバーチャルリアスピーカーです。
最近では7.1CHや11.1CH、5.2.1CHなど様々なサラウンド方式があり、
音も前後左右だけではなく、上下方向にも臨場感をもたせた3Dサラウンドが主流になってきています。

こういったスクリーンやテレビモニターで見るサラウンドはkanna神戸店や目黒店で体感できますので、ご興味を持たれている方は是非ご来店頂ければと思います。

 

神戸市東灘区H邸へ。
まずはテレビボード。
奥行きのあるオーク材の盾スリット材とクオーツストーンのテレビボード
デザインを色々工夫し配線隠蔽を可能にした。
こちらはリビングボード。
白の鏡面吹き付け塗装仕上げ。
天板はグレーのクオーツストーン。

こちらはキッチン収納で、リビング収納とは対照的なマット素材。
そして玄関ホールから廊下へタイルとミラーを施工。

10月もあと数日、、、、。
11月上旬から中旬は関東方面の納品ラッシュ!!頑張ります。

みなさん初めまして。kannaオーナーの艸島功詞と申します。
第一回豆知識はオイルフィニッシュという塗装方法についてだらだらと書いてまいります。

オイルフィニッシュとは木に施す塗装方法で、
簡単に言いますと木に油を染み込ます塗装方法の事をオイルフィニッシュと言います。
現在はウレタン塗装という方法が多く用いられていますが、それよりもかなり古い塗装方法なのです。
オイルフィニッシュを木に施す場合には植物のオイルを、革などには動物性のオイルを使いますが、
今回は木にスポットを当ててご説明させて頂きます。

使用するオイルには様々な物があり、ひまわり油や椿油、亜麻仁油、桐油、オレンジオイルなど、
そのほかにも多くの油がありますが、身近な物ですとオリーブオイルなどでも代用が可能です。
このオイル、大きく分けると乾燥し樹脂化するものと、しないものがありますが、
基本的には空気と反応し樹脂化する乾性油を使います。

塗装方はいたって簡単で木に刷毛やウエスで染み込ませ、5〜10分後に余分な油を拭き取るだけ。
オイルの役割は乾燥した木に潤いを与え、木に染み込み樹脂化する事で木を割れにくくします。
さらに、油は水を弾くため水汚れを染み込みにくくする効果があります。
昔、小学校などの教室の床に年に1度か2度モップを使い油引きをした方もいると思いますが、それがまさにオイルフィニッシュなのです。

このオイルは撥水性が乏しいため、オイルを入れた後ワックスを染み込ませる方法があり、
米ぬかやミツロウ、カルナバなどを塗り撥水性を高め汚れをつきにくくしたりします。


これが弊社が使用しているオスモ社の塗料ですが、この塗料は様々なオイルとワックスがブレンドされているので
缶を開けて塗るだけでオイルとワックスを塗る作業の両方1度で出来る優れものです。

オイルフィニッシュの良さは塗膜を作らず木に染み込ませるだけなので、
木の肌触りが味わえ、風合いも損ないません。
しかし良いことばかりではなく、染みがついたり、気温や湿度の変化に弱く、
反りや割れを起こしたりしてしまうことがあります。
ですが、せっかく無垢材などの天然素材を使った家具にはオイルフィニッシュをセレクトしてほしいです。

次はオイルフィニッシュの家具に傷や染み焦げ跡などがついてしまった時のリペアの方法を説明します。

このリペアですが、どんな場合にでも有効なわけではなく、木の繊維を断絶してしまう様な傷や、
奥深くまで入ってしまったしみや汚れや焦げ跡の場合など完全にリペアできない場合もありますし、
方法を誤ってしますと逆に状態を悪くしてしまう場合もあるのであくまで自己責任で施工してください。
不安な場合は無理をせず、弊社など専門の業者にご相談いただく事をオススメします。

まず浅い凹み。
凹んだ部分と同じ大きさくらいの脱脂綿やティッシュペーパーなどに水を含ませ、
軽く絞った程度の状態のものを傷の上に置いて1時間程度置いておくと、
凹んで潰れた木の繊維が復元され元に戻ります。

次に染みと浅い傷に対しての方法。
木に染み込んでしまった汚れについては、600番程度の耐水ペーパーにオイルを染み込ませながら少しづつサンディングしてください。
この時注意していただきたいのがたっぷりのオイルを使いサンディングしてください。
そしてサンディングが終わったら、余分な油を拭き取り1週間位の感覚を開けて
数回同じ部分にオイルを染み込ませてあげてください。

他の部分とツヤ感や色が変わってしまいますが、数ヶ月から数年経つとあまり気にならなくなって来ます。
色の違いでびっくりしてしまい他の部分まで作業範囲を広げてしまうと大変な作業時間になってしまいますので気をつけてください。

上の写真は何年もメンテナンスされて磨き上げられた椅子のフレーム。
ウレタン塗装にはないツヤ感と経年変化でなんとも言えない良い風合いになっています。


その他に、オイルに染料を混ぜ着色する方法など様々な塗装方があるので、
お部屋や家具の雰囲気に合わせ色んな塗装方法の中からベストな方法を探し出してみてください。

今後少しづつ豆知識アップしていきますのでまたのぞいてみてくださいね。
ではでは、、、、、。

月刊誌HiVi 2019年11月号の シネマ・イン・ホームのインテリア編で取材して頂きました。
今回は4ページの紙面で、京都山田邸の新築工事と神戸店リニューアルにスポットをあてて頂きました。


今から一年程前、山田様に京都で家を設計していただけませんかとご依頼をいただいた。
京都でも風致が厳しい地域だったこともあり、今回は設計を共同でし施工は京都の工務店さんで施工して頂きました。

kannaのオリジナル家具がたくさん入ったお家で、今回リビングシアターも設置。
そのリビングシアターを取材していただきました。

リビングシアターはリビングが主役であるということを大前提としている僕は、
シアターの気配を無くすということがコンセプトだったり、格好良く見せるがコンセプトだったり、その方向性を施主様のシアターに対する考えなどをヒヤリングしながら決定していく。

全くシアターの気配を感じない部屋が突然映画館以上の映像や音で映画や音楽を再生し始める。その完成度はおおよその人の予測を裏切るほどの高いクオリティーだ。

僕自身寝室に120インチのスクリーンと5.2.1chの3Dサラウンドを設置しているホームシアターユーザーであり、その始まりは今から30年前。
その時代から考えると現在ははるかに安価な機材でハイクオリティーな音と映像が楽しめる。
日本は家電量販店での機器購入が普通なため、なんとなく大ごとのように思えてしまうが、そんなことは全くなく手軽に楽しめるので皆さんも一度体験してみてください。

11月の初旬は目黒店で承った家具の納品が目白押しです!(目黒ですが 笑)

こちらは杉並区T様邸のTVボードです。ウォルナット材のスリットボードで、
既存の機材と新しく購入される機材が収まるように作っています。
こちらもTVボードで、大田区K様よりご依頼いただいたものです。
オークの無垢材で製作中。これに黒マットのバックパネルをあわせます。
3mを超える存在感のある家具です。
こちらも同じくK様邸の化粧洗面台です。
上下に重ねてありますが、左右に並べて設置します。
2ボウルの化粧台で、片方が抽斗、もう一方は扉収納です。
オーダー家具だからこそ、ご依頼主の要望通りの仕様に出来るのです!
他にも東京での納品が全部で5件!頑張って製作中です !(^^)!