ブラックチェリー材の壁面収納型のテレビボードとウォールナットのキッチンカウンター。壁面収納は約600mmの幅に木目が1本になる様に割り付け。
テレビの壁掛部以外は全て扉収納になっているので、かなりの収納量が確保出来ます。
キッチンカウンターはウォールナットの柾目仕上で収納は裏表になっています。
天板はオキテと言うガラス系の天板を使用。価格は結構しますが傷や熱に強いのでハードに使われる方にはお勧めです。
エアストリームの小型キャンピングカーバンビの内装と家具の製作。
エアコンの雨漏りで内装のカビや床が腐食していた為改装工事をご依頼頂きました。
このバンビ元々牽引し移動出来るのだが、現在は固定され給排水や電器など完全に接続されていた為、
移動するとなるとそれらを全て取り外さないといけない為現地での改装工事となりました。
まずは雨漏りの原因のエアコンから交換。
今回の内装の方向性としてオリジナルに近い形に復旧する事をコンセプトに改装していきます。
エアコンはドメティックのペンギンのヒーターオプション付きの物をチョイス。
元々のエアコンはドレン付きでボディー内を通り排水させているのだが新型はボディーの外を流れる構造。
取り付けもコーキングの必要がないので故障などのメンテナンスも簡単です。ついでに換気口のコーキングも手直し。
雨漏りがないかあらゆる方向から水をかけチェック!で次は内装の解体工事。
壁材床材、家具やカーテンキッチンなど全て取り外します。
雨漏りにより腐ってしまった床の補修も行います。
壁と床の仕上を終え、取り外した家具や照明、コンセント、カーテンなどを取付けていきます。
カーテンや椅子の張り地は全て新しく作り直して取付け。
使わなくなったコンロとオーブンのスペースは同じ大きさの収納を設置。
キャンピングカーと家の決定的な違いは、建物が可動する事とDC電源とAC電源が存在する事。
建物が稼働するとでは何に気をつけないといけないかと言うと全てに柔軟性を持たせる事で、特に吸水管に気を付けないといけない。
常に水圧がかかっているため、少しでも配管に無理がかかるとアウト、、、。
次に電源。100Vの電源と12Vの電源が共存している為、変換をさせる機能がいる。
勿論バッテリーがありそれにチャージしたりバッテリーで電源供給したり、、、。
ブレーカーや変圧器など新しいエアコンにあった物に取替工事終了!
キャンピングカーの現地での工事は思いの他大変な作業でした。