Calendar

New post

Archive

何度もリピートいただいているお客様。
神戸店での納品の一枚。
ブルーヌメ革のオーダーチェアブラックチェリーフレームに濃いブルーのヌメ革のフェザークッション。
黄色のクッションはフランスルリエーブル社の生地をチョイス。

牛皮や馬皮などの中に含まれる脂分などを除去し革を柔らかくするための作業を鞣しという。鞣すことで皮が革となる。クロム(化学薬品)で鞣すのが一般的な方法で、
ヌメ革はこの作業を紅茶などに含まれるタンニンで鞣したものをいう。

このタンニン、ブラックチェリー材の中にも含まれていて、
その為ブラックチェリー材は紫外線にあたると急激に茶褐色へと変化する。

このタンニンの働きにより変化した色合いはなんとも言えない風合い。タンニンは素材に経年変化を与えていくとても素敵な成分なのだ。

キッチンは住宅と密接な関係にある。
そのために工務店様やハウスメーカーとの連携を取らないと成立しない。
現在は工務店様も柔軟な考えを持たれているところも徐々に増えてきているが、まだまだ閉鎖的と言えるだろう。

そんな中多くのハードルやを乗り越えてご注文いただいたのが今回のキッチン。kannaの過去の施工例も同様である。

今回のキッチンは2700mmのペニンシュラキッチンと6700mmの幅のキッチンバックボード。
面材はオークのワックスフィニッシュ。キッチンのトップはステンレスでバックボードはマットブラック。
オーク材をkannaオリジナルのワックスフィニッシュで仕上げ、より都会的で且つ温かみのある木の素材感を前面に出したキッチンが完成した。
水栓金具はDELTAのタッチ水栓、フードはアリアフィーナのサイドフェデリカ、その他機器はミーレ製品をビルトイン。
長さがとてもいいバランスと雰囲気、高級感を出しているキッチンだと思う。

6月には神戸店テレビボードやキッチン、テーブルなど店舗半分の面積でリニューアルする予定。
そして京都新築物件にも新しいスタイルのキッチンやバックボードが登場する。
乞うご期待。

福井県へ納品に。
ブラックチェリー無垢材と黒マットのコンビネーション。
東京から6時間、神戸から4時間、、、、。
ということで関西から職人2人での納品となった今回。
最近問合せをいただく機会が多い北陸地方のお客様。
設置費用が少し多くかかってしまうこともあり事例としてあまり上がってこない地域だったが、最近問合せが多くなってきている。
今後は関西よりも南や関東よりも北の地域の方にもkannaの家具をもっと手軽に検討して頂けるシステムを作っていきたいと思う。
さて、どうしようか、、、、、、。
しばらく時間がかかるかな、、。

テレビボードの次にご注文を多くいただくキッチンバックボード。
マンションのキッチンレイアウトはどこも同じ形で、
作業スペースと収納を持ち合わせたものとなると
この形が使い勝手が良いのだろう。
隠蔽機器が多い場合はトール収納を組み合わすことが多いが、
どうしても長さ感が出ないのでセパレートを提案した。
写真ではわからないがスイングダウン扉と棚引き出しを組み合わせて
炊飯器を隠蔽するための収納が施されている。

今回はウォールナットとグレーマット。
グレーマットはなかなか難しい色だが、うまく組み合わせると
とても格好がいい色なのでオススメ。

神戸店での納品事例。
kannaオリジナルのボタンソファー。
オットマンとセットでご発注くださるお客様が多い。ウォールナットフレームにベルベット生地。
その中でもエルメス傘下のメフォールをチョイスされる方が多く、
やはりボタンソファーの凹凸が最も美しく見える生地だからなのだろう。
この生地は、見る角度や光の当たり方で様々な色に見える不思議な生地なのだ。

光沢感でけではなく発色がとても豊かで様々な色が用意されているのも海外生地の特徴だろう。
生地単価は決して安くはない。
1400mm前後の生地幅で¥24,000/1mの高級生地。
例えば2mのソファーとオットマンになると
9mの生地が必要となるのでそれなりの価格アップ
(kannaの標準生地からは¥18,000/1mのアップ)になるのだが、
それでもやはり海外生地が人気である。

この圧倒的な存在感と質感はサンプルではなかなか伝わりにくく、
選ぶ色によって張り上がりの雰囲気も違うため、実際にチョイスされた方のみが味わえる醍醐味である。

テレビボード、ダイニングテーブルのセット、キッチンのカウンター下の収納、カップボード、デスク、1Pのソファーなどなど、
家全体の家具を納品させて頂いた。テレビボードセンタースリットのテレビボードで材はウォールナット。
ブラインドや照明が納品時に間に合わなかった事をお客さんに色々気遣って頂いた。
そこに全体のイメージがあり、それが揃った姿が完成形であり、その部分には相当な思いがあると思う。

弊社で家具をと考えて頂くきっかけのほとんどが、今ご覧になっているホームページ。
お客様の家に納品させていただき、その事例をホームページに、、、。
気がつけば膨大な施工事例という財産をお客様に頂いている。

家具製作の初打ち合わせから、最終的にどういうものに発展していくかは様々なストーリーがあるが、
様々なお話をしながら、何を求めているのか?どんな色が好みなのか?収納量は?といったことを探っていく。この仕事の最も難しい部分だと僕は思っている。


テキスタイルはエルメス傘下のメタフォールとフランスルリエーブル社、デンマークのディスカバリーのものをチョイス。
この一枚の写真に色々なテキスタイルが見て取れるが、
あえて違った生地で張り上げている。

ブラインドは白。他に色は足さないのでコーディネイトを、、、、。
でこの生地をチョイス。この後、植物を置いて緑を足していただくと完成だ。

目黒区へ
カップボードと、大きさの違うローテーブル2台をブラックチェリーで。
置き家具の良さは大きな白壁に額を飾る感覚でレイアウト出来ること。

それに対して据付家具は大きな部屋全体にアクセントをつける感覚というか、、、そんな感じに捉えながらデザインしている。
そしてその家具単体にもアクセントをつけるようにしている。
色々と緻密に計算しているように聞こえるかもしれないが、実際は自分の感覚を頼りにデザインをしている。

kannaオリジナルの家具に対する想いは他のものとは少し違い、
デザイナーとして、オリジナル家具が世に出て行くのは嬉しいことである。

表面がナノ加工され濃い色のマットでも指紋がつかない新素材。
今までは塗装ですら表現できなかった素材である。
大きな面積に使用すればかなり今時で都会的な雰囲気を出してくれる。
今回は両サイドのトールのみの使用にとどまたったが、今後どんどん施工例に登場してくる。

壁面造作を得意とする我々は、配線や下地がない場合の壁面や点検口、通風孔など
あらゆる設置場所にでも対応することが可能である。

今まで数々の現場でいろんな障害にぶち当たってきたが、試行錯誤し回避してきた。
この引き出しの多さが、現在の物件数と収まりの良さに繋がっていると思う。

施工例のWorks で紹介している物件のほとんどがマンションなど完全に引渡しが終わり、
しかも事前に何の計画もない部分への施工例である。

もう施工できないと諦めてませんか?大丈夫です!何とかなります!!

 

リビングからダイニングへ続くマンションの戸境壁に設置した壁面家具。
壁面のおおきな据付家具は戸建て住宅ではなく、この戸境壁に設置する場合が圧倒的に多い。
今回の施工事例はリビングスペースからダイニングスペースへ一体の家具を製作しているが、
それぞれのスペースでの用途や意匠がしっかり変化しているデザイン。

まず、左はリビングのテレビボード、そして中央のトールはリビングスペースとダイニングスペースを分ける意味での境界線と両方のスペースで共有する物を収納する役割、そして右側はダイニングスペース。

ダイニングスペースは壁面の棚だけで少し殺風景に見えるが、ここはダイニングテーブルが置かれることを前提としたボリューム感で設計している。

もちろんリビングスペースについてもソファーやローテーブルが置かれることを前提とした設計をしていることは言うまでもない。

目黒区の高層マンションへ。
今回は大型の水槽台とベッド、テレビボード、ダイニングテーブルと椅子の納品事例。
水槽台はについて水槽が完成したら再度撮影にお伺いする予定。

ウォールナットのテレビボードとテーブル、椅子はテーパーレッグの肘ありを2脚。
天袋右側にはエアコンを隠蔽し収納している。
テレビボードにも小さな水槽を置けるよう、内部に濾過器やポンプなどを収納できる仕組みを設けている。
そしてベッド。
部屋幅が1900mmしかない為、市販のベッドを置くと窮屈に見えてしまう。
そこでご提案したのが、床をスキップさせそこにベッドのフレームを置く方法。
背面と足元の間接照明は、枕元の両サイドにスイッチを設置。それぞれ別回路で入/切り可能。
もちろん調光もできるので夜間の照明としても便利に使っていただけると思う。
そして手前に見ている台が後日撮影する水槽台。