千葉県流山市へ。
吹き抜けから昼日差しと抜け感がなんとも言えない空間になっている。
テレビボード右には階段スペースの区切りにグリーンが配置される。
最近よく施工事例で登場するイタリアフェニックス(FENIX)のマット素材。
ナノ加工されたその表面は傷が入っても浅いものは消えてしまう優れもの。
お客様の納品例をメインに、お店の新作や、商品などをブログ形式でアップしていきます。施工例としてアップしていきますが、デザイナーとしての視点で書き綴っていきますので、抽象的な画像や言葉になってしまう事もあるかも知れませんが、ラフな気持ちで見て頂ければうれしいです。
笑ったり、時には怒ったり泣いたりと一人の人間として自分の思いなども書いて行ければと思っております。
皆様、施工例オーナブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
家具工房kanna 艸島 功詞
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千葉県流山市へ。
吹き抜けから昼日差しと抜け感がなんとも言えない空間になっている。
テレビボード右には階段スペースの区切りにグリーンが配置される。
最近よく施工事例で登場するイタリアフェニックス(FENIX)のマット素材。
ナノ加工されたその表面は傷が入っても浅いものは消えてしまう優れもの。
目黒区へ
カップボードと、大きさの違うローテーブル2台をブラックチェリーで。
置き家具の良さは大きな白壁に額を飾る感覚でレイアウト出来ること。
それに対して据付家具は大きな部屋全体にアクセントをつける感覚というか、、、そんな感じに捉えながらデザインしている。
そしてその家具単体にもアクセントをつけるようにしている。
色々と緻密に計算しているように聞こえるかもしれないが、実際は自分の感覚を頼りにデザインをしている。
kannaオリジナルの家具に対する想いは他のものとは少し違い、
デザイナーとして、オリジナル家具が世に出て行くのは嬉しいことである。
今週末に納品予定の 流山市 Y様 ご依頼のTVボードです。
天袋・地袋ともに金具も取り付けおわり、後はお宅に伺っての作業を残すのみです。
据え付け家具は工場での作業では完成しないものです。
設置しながらの作業が全工程の3割程度となります。
無垢の矧ぎ板で扉やテーブルを作る際に裏側に使う反り防止の金具です。
無垢材はデリケートで、温度・湿度の変化や直射日光によって
反ったり割れたりすることが多々あります。
それを防止するための金具を裏面に取り付けます。
写真はその金具を家具に合わせてカット・着色しているところです。
東京から関西へお引越しのお客様。
今回は家具だけではなく照明やカーテンなどもコーディネートさせていただいた。
まずはリビングダイニング。
新築高層マンションのフィックス窓部分にテレビボードを配置することにより
リビングダイニングスペースのレイアウトも景色の良い窓側に向かうレイアウトが可能に。
テレビボード左の柱の縦スリットは、柱正面にあるメディアコンセントから
配線を見せることなくテレビボードに引き込むためと、空間に動きを出すためのアクセントにもなっている。
そしてダイニングテーブルはソファースタイルにし広々としたリビングダイニングスペースを確保。白のレザーのソファーにブルーの1Pを差し色として1脚配置している。
引っ掛けシーリングしかなかった天井は、クロスの張替え工事をし、ダウンライトと4灯のペンダントライトをテーブルの上に配置。
ランダムな照明レイアウトも空間のアクセントとなっている。
そして、リビングの隣に位置する書斎スペース。
広々2人が並んで作業できるデスクと背面の大きな本棚。
本棚の一部にはプリンター用のキャスター付きのボックスを設置。
そして寝室。
上はご主人様の寝室で、作り付けの間接照明付きのベトヘットと高い位置に
テレビを設置すつための壁掛けパネル。
こうすることでベットからテレビを見やすくしている。
そして下は奥様の寝室。
シンプルなベットフレームに大きなクローゼット。
3枚の引戸の中には自由にレイアウトできる棚板とハンガーがある。
田園調布の戸建地下室への施工事例。
オーク材のオイルフィニッシュと黒マットのコンビネーション。
テレビボードは天袋内にエアコンをビルトしている。
本棚については背面が寝室になり、ドライエリアからの光と空気の流れを妨げない様
荒い横スリットの背板にしている。
表面がナノ加工され濃い色のマットでも指紋がつかない新素材。
今までは塗装ですら表現できなかった素材である。
大きな面積に使用すればかなり今時で都会的な雰囲気を出してくれる。
今回は両サイドのトールのみの使用にとどまたったが、今後どんどん施工例に登場してくる。
壁面造作を得意とする我々は、配線や下地がない場合の壁面や点検口、通風孔など
あらゆる設置場所にでも対応することが可能である。
今まで数々の現場でいろんな障害にぶち当たってきたが、試行錯誤し回避してきた。
この引き出しの多さが、現在の物件数と収まりの良さに繋がっていると思う。
施工例のWorks で紹介している物件のほとんどがマンションなど完全に引渡しが終わり、
しかも事前に何の計画もない部分への施工例である。
もう施工できないと諦めてませんか?大丈夫です!何とかなります!!
千葉県流山市 Y様ご依頼のTVボードを製作中です。
前回、ウォールナットの板の状態で紹介しましたが、形が出来上がりました。
幅3800mmと大きいものなので扉3つと2つ分で分けて製作、運搬しますが工場で必ず組んで支障が無いか確認します。
TVボードの下部スリット扉用の木材です。1本ずつ枘(ほぞ)を作っています。
TVボード本体とは色が違っていますが、これからオイル加工を施すことで本体と同様の濃い、高級感のある色に仕上がります。
スリットの枘(ほぞ)を差し込む枘穴です。こちらも1つずつ、手作業で穴を開けています。写真上部にある、筋罫引きという道具を使って穴の位置を決めます。
たくさんの木材に同じ位置、同じサイズの穴を開ける為に必要な道具です。
神戸市 H様ご依頼のボタンソファの製作が始まりました。
フレーム製作をしているところです。中央部分の板が長方形ではないことがわかるでしょうか?
ウレタン使用のソファは反発力が強いので座面に傾斜をつけています。座面角度を少し後方に傾斜することで、自然と背もたれに体を預けられ安定した座り心地となります。
埼玉県 F様のお宅に納品に伺いました。
壁面いっぱいのTVボードです。
一番右側の収納部分に配線をまとめて隠蔽しています。
エコカラットを貼っていきます。雰囲気がガラッと変わりますね。
kannaのお客様でエコカラットを希望される方が多くいらっしゃいます。
色のバリエーションもたくさんあるのでお好みや部屋の印象に合わせて
選んでいただいています。
壁に赤いラインが写っているのが見えるでしょうか?
この青い機械、レーザー水平器です。
数本のレーザー光を壁面・天井・床面に照射し、水平・直角の基準となる線を出す(建築用語では「墨を出す」といいます)精密測定工具です。
西宮工場で製作した家具を、製作した職人自身が取付までを責任をもって行います。
遠方のお客様であっても同じです。取付完了の瞬間が家具完成の瞬間です。
kannaで製作したものではないですが
アンティークの椅子をお預かりして調整を行いました。
また活躍してくれることを願っています。
もうすぐ納品予定の1Pソファです。
奥に同じ生地のオットマンも出来上がっています。
ウォールナット素材に少し光沢のある生地で高級感がある仕上がりです。
今後、経年によって木の色の変化も楽しめると思います。
製作途中の収納家具です。
フリーフラップの金具を取り付ける作業中です。
kannaで製作の家具には多くの場合、ドイツ製の金具を使用しています。
流山市 Y様ご依頼いただいた、天袋の扉用のウォルナット無垢材です。
3800mmの大きな扉は1枚板で用意できないため2枚を合わせての製作となります。
無垢材ですのでそれぞれ違った木目ですが、
つなげた際に違和感のないよう意識して木材を選んでいます。
何度もお世話になっている芦屋市のE様ご依頼のチェア。
kannaオリジナルチェアの変型です。
座面はオリジナルよりも幅を広くとってあります。
この後、キャスターを取り付けるので脚は太めです。
それぞれのお客様のご要望に臨機応変に対応できるのが
オーダー家具ならでは!です。
来週納品に伺う予定の、埼玉県F様ご依頼のテーパーレッグ肘ありチェア。
ウォールナットの濃い木の色にLELIEVREの生地が素敵です。
柄生地は2脚の柄にズレが無いように張り上がっています。さすが!の手仕事です。
たくさんある生地から張地を選ぶのは難しいですが直感を信じて
ビビビッと決定するのが素敵な仕上がりのコツかもしれませんね。