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    オーナブログの更新が随分滞っていて申し訳ございません。
    神戸店での打合せや納品、リフォームの案件、作図見積もり作業等でバタバタな毎日、、、。
    東京も春からすっかり夏になってしまっております。

    今回は神戸店で僕が接客させて頂いたお客様。
    ゼブラウッドの壁面収納テレビボードである。

    tera1このゼブラウッドだが、かなり材料調達に苦労する材なのである。
    通常はもっと色の濃いしま模様で、白木というより少し茶色いイメージの印象を持っている人もいるのではないだろうか。
    ということもあり、弊社ではまとめて数百枚の突板を買い取り製品に加工しているのだが、
    この突板は写真のもので最後となり、現在は少し違った印象の木目と色になっている。

    建材というものに慣れすぎた現代社会で、
    木目の違いや色に違いなど、天然の物に対ての解釈を理解出来ない人が多い状況になってきている。
    人も木も顔や肌の色など、みんな違っていて当たり前なんですけどね、、、。
    この先人間も、クローンや美容整形などの進化で皆同じになってしまうのだろか、、、
    と少し心配になってしまう。

    そろそろ少しペースを上げて更新していこうと思っていたのだが、、、
    明後日から神戸出張!また少しの間更新できないか、、。

    この様に、据え付け家具は工房で仮組し、納まりや組み立ての段取りなどと強度や使用感に問題がないかをチェックをします。

     

    最終確認を終えると梱包してトラックに積み込み、いよいよお客様の元へ。

    手間暇かけて仕上げた家具がお客様の生活の一部になることを想像すると、納品に伺うのは楽しみでもあり、それ以上に緊張する瞬間です。

     

    大島

    ブラックチェリー の2400mmダイニングテーブルとテパーレッグチェアーの納品事例。
    テーパーレッグは肘あり2脚と肘なし4脚。
    貼り地はエルメス傘下のクリエイションメタフォールとフランスのルリエーブル。
    オーダーのダイニングセット

    kannaではダイニングテーブルや椅子などを製作したときに出る端材を別の製品に再利用することがあります。

    しかし、そのためには材料選び、仕口加工もより厳しく丁寧にする必要があります。

    今日は端材から作られている家具の1つ、ポールハンガーを少しご紹介いたします。

    まずはこちらの動画をご覧ください。

    今見て頂いたのは、ポールハンガーの脚元部分の組み立ての様子です。

     _MG_2803

    2つの材料を十字に組み合わせて、

    _MG_2793

    ポールの角材を突き刺す形になっています。

    _MG_2797

    このように複雑な組み方をすることで強度のある壊れにくいものに仕上がります。

    小さくなった材料も捨てるのではなく、丁寧に手を加えて新しいものに変えて永く使っていく。

    大切にしていきたい考え方ですね。

     

    nobu

     

     

     

     

    こんにちは、工房長です。

    金属加工屋さんに注文していた脚が届きました。

    白の艶消し粉体塗装です。

    _MG_3150

    この粉体塗装は、有機溶剤を使わないので環境にやさしくシックハウス症候群対策にもなるそうです。

    天板をビス止めして完成!

    _MG_3165

    _MG_3167

    _MG_3226

    セットでテーパーレッグチェアも製作。

    納品が楽しみです。

     

     

     

     

     

    IMG_5208

    Instagramを本格的に始めました。

    ブログでは載せきれない写真をご紹介しています。

    弊社の家具をお使いの方も、気になっていたという方も

    オーダー家具が製作されている様を是非ご覧ください。

     岩野

    ご覧になる方はこちら

     

    こんにちは、工房長です。

    前回は板矧ぎをしましたが、次は鉋がけです。

    鉋がけの目的は2つあり、矧ぎ目の段差(チリ)やムラを削って平らにすることと、

    表面の仕上げです。

    _MG_1803

    まずは、木目に直交する方向に削ります。

    _MG_1852

    続いて、木目に対して斜めに

    _MG_1909

    木目と平行に

    そして、仕上げ専用の鉋に持ち替えてもう1度木目と平行に削ります。

     

    直交、斜め、平行、もう1度平行 それぞれで天板の表と裏の全面を削るのでなかなか大変ですが、表面の平滑性や質感に関わる重要な作業でもあります。

     

     

     

    こんにちは、工房長です。

    昨年、TVボードやソファ、ダイニングテーブルなどなど沢山お買い上げくださったお客様から再びご注文をいただきました。

    _MG_2164

    まずは山の中から使う材料を選びだします。
    同じ材種でも一本一本の木目や色合いが違うので、数枚を並べて一枚の天板にした時に調和がとれるように慎重に選びます。

    _MG_1702

    厚み、幅、長さを所定の寸法に加工し、矧ぎ合わせます。(接着剤でくっつけます。)

    _MG_1751

    クランプで締め付け、はみ出した接着剤を拭き取り、この状態で一日置いておきます。

     

     

     

     

     

     

    10年程前にkanna A LINE CHAIR をご購入されたお客様より、座面の張替をご依頼いただきました。

    張地の破れや少しついてしまった傷が、生活の道具としてお客様に馴染んでいるのを物語っていて、とても嬉しく思いました。

    _MG_9993

    10年間お使いいただいたウォルナットの雰囲気を壊さない程度に、キズやシミ等をリペアしオイル塗装をかけ直しますと、新しい椅子にはない味わい深さが出てまいります。

    _MG_0154

    樹種特有の経年変化を楽しんだり、傷んだ座面を張替えて長くお使いになるうちにアンティークに育っていくのも、無垢材で作られている家具の醍醐味かと思います。

    新しい張地でお客様のもとに帰る椅子に、家具を製作する大きなエネルギーをもらいました。

    ozaki

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    吸い付きアリ桟という、木の反りを留める技法でヒノキのまな板を作りました。

    まずは動画をご覧ください。

    この様に入れはじめは緩くても反り止めの桟を打ち込むごとにキツく締まってきて板の反りを止める構造になっています。

     

    接着剤を使わずに木のはめ合いだけで固定しているので木の伸縮にも対応できるのです。

    _MG_9820_MG_9946

    今では見る機会も少なくなったと思いますが、木の鍋蓋などにも使われています。

    どこかでお見かけの際は吸い付きアリ桟が使われているかぜひ見てみてください。

     

    大島