明けましておめでとうございます。工場長です。

本年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

５枚の板を並べて実（さね）を入れる位置に印をつける。

機械で木端に実を入れる溝を掘る。因みにこの実はビスケットという。

片方の木端にだけビスケットを入れる。
もう片方にも溝があるので凹と凸がはまるというわけ。

接着剤の主剤と硬化剤は分量を量って決められた割合で混ぜる。

接着剤を塗ってクランプで締める。

はみ出した接着剤を拭き取ったら、この状態で１日置いておく。

つづく

ダイニングテーブルの製作に入った。

まずは材木の山の中から色や木目が似ているものを選び出す。
同じ種類の木でも１本１本の表情は大分違いがあるので、どれを使うか、どう並べるかを慎重に検討する。

使う材木を決めたら手押し鉋盤で削る。
これは板の反りやねじれを取り、片面を平らにするため。

続いて自動鉋盤。
前の工程で平らにした面を下にして機械に通すと、、、

上面が削られて板の厚みが決まる。

つづく

取り付けにいってきました。
製作中の様子はこちら（１．２．３）

１１月１５日に投稿した記事のTVボードの扉にスモークガラスを貼った。

とても良い仕上がりだが、工場で写真を撮るといろんなものが写りこんでしまう。

納品後の写真をおたのしみに。

面材を貼った。板の厚みは２３ｍｍだが面材はそれより幅を広くしているので、はみでている部分を削る。
機械である程度削ることができるが、最後に板との段差をなくす（面にする）ためには鉋で削らなければいけない。
板を削らずに板と面材の段差をなくすというとてもデリケートな作業だ。

中略
（集中して作業をしていたら写真を撮り忘れました。すみません。）

可動棚用のダボを打ち込み箱を組み立てた。
（指が写っています。重ねてすみません。）

そして全体の組み立て。
写真では左端のスパンにしか可動棚を入れていませんが、下の段を含めすべてのスパンに入れます。

あとは塗装をして完成。
再来週に納品予定。

タイトルの通りクランプを購入した。今まで使っていたものが長年の使用で老朽化して必要な性能を得られなくなったからだ。
クランプというのは日本語で言えば万力。

椅子や箱などの組み立ての際、接着剤が固まるまで締め付けておく。

出番は多くないが家具工房にはなくてはならない道具の一つだ。