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    連日の雨続き・・・
    いつになったら晴れるんでしょうね。
    各地で大雨による災害が起きていますね。お見舞い申し上げます。
    今日はkanna工房付近でも大木が倒れており、道路の一部が塞がれていました。
    コロナ流行もあり、日本中が落ち込んでしまいますね(+_+)
    工場では4月に受注した吹田市のS様邸のTVボードの製作が進んでおります。
    大変お待たせして申し訳ないです・・・。
    地袋は4スパンで両サイドは抽斗、中央2つは扉収納になっています。

    天袋は3スパンのダウンライト付き。
    運搬・設置しやすいように考えて各パーツを分割して製作しています。
    もうすぐ出来上がります!あと少しだけお待ちくださいませ<(_ _)>

    チーク オーダーキッチンチークのアイランドキッチンとバックボードとサイドカウウンターの納品。
    長さ2900mm奥行き1100mmの大形アイランドキッチン。
    ミーレのIHクッキングヒーターにミーレの60㎝タイプの食洗機とアリアフィーナのフードをチョイス、シンクはツインシンク。
    バックボードも同じチーク材を使用し、キッチンの背面は6枚の折戸の収納になっていて冷蔵庫も内部に収納、開けると全開口が取れる。
    背面の収納に対し直角にカウウンター収納を配置し、作業スペースを更に確保している。
    チーク 食器棚チーク オーダー家具

    造作家具を設置するときにいつも苦労する問題がある。
    工場で製作した家具はどれだけ大型家具になってもかなりの精度で歪みなく製作できるのに対し、内装壁や床などは歪みが生じている。

    例えば今回のTVボード
    幅もかなり大きく、しかも天井には梁があり変形している。
    何事もなく納まっているが、隙間なく納めるのにはかなりの経験と現場での加工精度と技術が必要になる。
    もちろん工場での製作方法に工夫と技術が必要なのは言うまでもない。

    現場の採寸をする場合の採寸位置は製品の納まり方や意匠により大きく変わりのだが、
    採寸後にある程度意匠変更があっても対応できる採寸を心がけている。
    だがしかし大きく変更があった場合再採寸が必要な場合もある。

    kannaの注文までの流れには仮注文と言うステップがあるのだが、
    その時点で意匠をある程度固めてもらうのには、採寸時にその意匠に基づき採寸をしていると言う理由もある。

    もちろん仮注文にはデザインを生業にしている僕たちとしては、
    僕たちの図面を持って他の工場に製作依頼をかけるといったことが過去にかなり多くあったことを防ぐ意味もかなりあるのは本音だ。
    まあ、同じ図面を使っても同じものはできないとは思うが、、、、。

    一件一件、その場所に応じたデザインや形状をデザインすることを追求し
    それに向き合った結果が施工事例の写真には現れていると自負している。

    コロナで一時期受注数が多少減少したのも落ち着き、東京目黒店もいつものデザイン作業に戻りつつある。ありがたい話だ。

    最近発注が多くなってきたイタリアのフェニックスを使った家具。
    国産でもマットな素材が開発され海外に比べると少し安価で販売されだしたが、
    海外のものとの違いは、微妙な色合いや手触りなど。
    微妙に違うなら別に国産でいいのではと思われるが、製品になり実際にその物を目にすると全く違うことに気付く方が多いだろう。

    ブラウンベージュとウォルナットの収納ブラウンベージュのフェニックスを使ったダイニングボード。
    木部はウォールナット材のワックスフィニッシュ。
    ダイニングスペースに設置しているので奥行きは浅めで本棚として使うのが主な用途だが、ディスプレイスペースなどに使った照明が良い雰囲気を演出している。
    ウォルナットのオーダークローゼットそして寝室に設置したクローゼット。
    ウォールナットのワックスフィニッシュのパネルを組み合わせて作ることによって
    価格を抑えながらも収納力を確保している。

    これまで、神戸店からHDC神戸にも展示してあった無垢のテーブル。
    現品を購入して頂き、綺麗にメンテナンスしています。
    永くお使いいただけますように・・・と願っています<(_ _)>
    キッチンバックの天袋と地袋の製作中です。
    天袋は金物の枠に磨りガラスが入る予定。
    引違いソフトクローズの金物を使用しています。
    地袋の扉部分にこれから白く染色した突板材を取り付けます(‘◇’)ゞ
    7月の最初の週は東京での納品が目白押しです(^-^;
    その中の1つ、M様ご注文のテーパーレッグチェアが仕上がりました。
    うしろにも肘有タイプのチェアの枠がたくさん!!!
    kannaはオーダーメイド家具店ですので、こちらも在庫ではなく、ご依頼いただいた納品待ちの椅子たちです。

    早いもので6月も残すところあと5日・・・。
    新型コロナの影響で、今は工場は落ち着いています。
    トール収納
    センターのスリット部分に機器を入れれば、開閉せずに操作できます。
    天井から床までの大容量で収納力抜群です。
    テレビボード製作中です。
    こちらも左右にトール収納があり、大容量です。
    可動棚付きで、収納する物に合わせて自由にお使いいただけます。

    今回はオーダキッチンについて。
    オーダーキッチンを手がけて15年。
    オーダーキッチンは建築工事との取り合いが多く、特にハウスメーカーの現場に納めるとなると至難の技、、、と言うか、やりにくいと言うか・・・正直、面倒なことが多いと言った方が正しいかもしれない。

    一点一点お客様の要望に合わせて製作する我々と、皆同じ物ではないといけないと言うハウスメーカーとがミックスするんだから当たり前と言えば当たり前なんですけどね。

    でも、ここ数年ハウスメーカーで家を建てる予定のお客様からのオーダーキッチンのお問い合わせが多くなってきている。
    ハウスメーカとしてもお客様のニーズに合わせていかないと、このままではダメだと言うことが少しずつではあるが分かりはじめているのでしょう。

    大量仕入れ、工事の大量発注をし、下請け業者や取引先から一円でも安く仕入れし、巨大化した組織の経費や巨額のテレビCMの費用を捻出しなくてはいけないハウスメーカーとしては、設備機器の部分を施主支給にされてしまうと利益が減ってしまうのだから仕方ありません。

    そんな難関を乗り越え、先日実現したハウスメーカでの施工をご紹介します。

    世田谷での施工事例です。
    黒フェニックスとゼブラナットのコンビネーションのキッチン。
    そしてキッチンバックボードとガラス収納、テレビボードが1階の納品品目。
    2階についてはまだ工事中なので後日ご紹介します。

    どうしても抜くことができなかったと言うキッチンに食い込んだ壁。
    その部分にはセラミック不燃パネルを貼り、そこに食い込む形のゼブラナットの扉がいい感じです。
    そしてキッチンをL型に囲むように配置したバックボードとガラス収納。
    そこにもアクセントとしてゼブラナットをチョイスしています。
    そしてテレビボード。
    テレビボードにはブラックチェリーとブラックスモークガラスを使用。
    テレビの壁掛け面には石調のセラミックパネルをチョイスしています。

    これだけ大きな収納を、傷のつき易い仕上がった黒のクロスの壁に据え付けていく作業は、かなり神経を使う作業でした。フィラーなど一切使わず擦り合わせて納めていくは気の遠くなる作業でしたが、文句なしの収まりでホッとしました。
    その夜のビールと焼肉が最高だったことは言うまでもありませんよね、、、。

    このところ気温も上がり汗をかきながらの製作が続いています。
    東京に納品予定の家具もどんどん仕上がってきています。
    この積みあがった家具たちと共に週末は東京へ向かいます。
    設置してしまえば見えない面が写っていますので・・・
    ばっちり納品した写真を楽しみにしていてくださいませ(*^-^*)

    そして・・・
    以前神戸店に展示してあったテレビボードを加工・修繕して納品することになっています。
    普段の作業とは少し違うので、楽しくなってきます♬

    ピッカピカにして、新品と差が無いようにして納品します(‘ω’)ノ

    kannaでは壁面に取り付ける大きな収納や本棚、テレビボードや食器棚の施工事例が多くあります。


    この壁面に取り付けられる収納の対荷重や取り付け方法、そして引っ越しの際の取り外しや、取り外した後の壁ってどうなるの?といったご質問が多くあります。

    基本的に建物が出来上がっている状態で家具を取り付ける場合はビス(ねじ釘)で壁に固定します。
    現在の建物の壁は石膏ボードにクロスや左官など表面仕上げが施されていますが、
    このプラスターボード(石膏ボード)はベニア板などと違い釘やネジで重いものを固定することはできません。

    では何に固定しているかというと、ボードの中の骨組みに固定するのですが、
    この中の下地の素材の代表的なものが木軸、軽量鉄骨、コンクリートGL工法。
    木造住宅の場合建物が木造なので当然下地は木ですが、マンションの場合コンクリート壁の前に軽量鉄骨で作った二重壁を作ります。

    取り付け強度面で言うと木軸の場合はビスの止めつけ強度がかなり強く、
    フロートのテレビボードや棚板、本棚など多くのものをかなりの対荷重で固定することができるのですが、
    軽量鉄骨の場合は、極薄の鉄板にしかビスが効かないためあまり強度が出ないのです。


    kannaではこの軽量鉄骨下地の場合でも重いものが入れれる方法を独自持っているので、かなりの耐荷重を出すことができます。

    そして取り外した際の傷ですが、ねじ釘を何本か止めているだけなので、
    ネジを外し補修用のコーキングで埋めればほとんどわからない状態に戻すことができます。

    さすがに賃貸住宅の場合は制限がありますが、
    分譲住宅の場合ほとんどのものが取り付けできますし、
    取り外した際もほとんどわからない状態へ復旧することができるのです。
    特殊な物件の場合は壁に穴を開けたりする場合もありますが、
    その場合も大工さんに半日入ってもらい、クロスの張替えさえすれば完全に元どうりに戻すことが可能なのです。

    みなさん大掛かりだと思っている人が多いですが、
    取り付けも1日で終わる簡単な工事ですのでお気軽にご相談ください

    昨日、世田谷区に納品に伺いました。
    工房で製作したキッチンを積んで西宮から東京へ。
    このところ東京への納品が増えています。
    とても素敵なキッチンに仕上がりました。
    間接照明が雰囲気を一層おしゃれにしてくれています。
    このお宅には6月中旬に、上に掲載してあるものをはじめとする、
    たくさんの家具たちを納める予定でいます。
    製作の方も頑張って進めていきます!(^^)!