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kanna神戸店のある兵庫県の西宮市。
神戸店なのに西宮市?と思われる方もいると思いますが、
もともとkannaは神戸で産声をあげ、4年ほど前までは神戸市にありました。
その名残や神戸生まれと言う事もあり現在も神戸店と言う名前を使っています。

今回は神戸店のある西宮市のお客様。

fuku3今回が2度目の納品になる。
まずは2階のブラックチェリー材のシンプルなデザインの壁面収納。
シンプルで機能的な収納は、定番だが飽きが来ない。

kuku1前回納めさせて頂いた椅子と同じ生地とデザインの、お子様用の椅子と
壁面の飾り棚の一部に扉を取り付け。

fuku2大工さんが取り付けた棚でもともと扉をつける予定ではなかったもののため、
少々強引な方法ではあるが現場調整をしながら無事取り付けが完了。
製作時期の違うものが混在しているので、最初は少し違和感があるが、
1年もしない間に馴染んで違和感のない質感に。
こういうところも天然素材の良いところと言えるだろう。

埼玉県熊谷市のY邸へ2度目のご注文をお届けに伺った。
東京目黒店をオープンして1年半が過ぎ、徐々にお客様も増えリピートの
お客様にご来店頂ける様になって来た。
僕の生み出すものはありふれているとずっと思っていたが、
「kannaさんの家具は見ればすぐにわかりますよ」と言ってただいた数年前、、、。
自分では気付かないうちに、自分のスタイルという物を築いて来ていたんだと少し感じることができた。
なんとも長い時間をかけて、個性というものをようやく物で表現できるまでに成長できたんだと実感した。

今回はメープルのラウンドのカフェテーブルと椅子、そして小さなキャビネットの納品をさせていただいた。

yan2真っ赤なファブリックのソファーにライムグリーンの生地。
赤というがあることで、ライムグリーンの生地と白木がとても生えて良い感じだ。

特徴のあるパターンの生地はフランスはパリのLELIEVREの生地。
ここ数年で多く取り扱う様になった海外の生地は、オリジナル価格からのオプション設定となり、
価格は無地系のリーズナブルな物から凝った柄や立体的な高価な生地まで豊富なバリエーションがあり、価格はメーター2万円弱〜5万円程度。
フランスの生地は発色や柄がとても素敵なものが多い。

yan1yan3

ウォールナットのスリットボードを納品に鎌倉市へ。
その日は土曜日と言うこともあり北鎌倉のあたりからピクリとも動かない渋滞。
わずか1キロの道を1時間近くかけてゆっくりと進む車窓の心地いい風景が、
納品前の緊張感を和らげてくれていた。
僕の自宅は横浜の青葉区にあるのだが、鎌倉に行ったことがないので、
暑い夏が過ぎた頃一度鎌倉の街を歩いてみたいと思う。

そして今回のテレビボード&オーディオボード。

sak1sak2内部にサブウファーやセンタスピーカーを収納する仕組みになっている為、
扉の寸法を全て微妙に違う寸法で製作している。

僕がオーディオの販売やホームシアターの構築に携わるきっかけは単純だがオーディオ好きだったから。
その為、神戸と横浜の自宅にはオーディオやスクリーンなどシアターの設備がある。
おかしなもので、趣味を仕事にすると趣味ではなくなり職業になり、
今まで聞いていた音楽や映画は全く違う視点から見るようになってしまう。
そんな時期が長く続いたが、横浜の自宅では最近純粋に映像と音楽を楽しんでいる。

テレビモニターとは全く違うスクーリンの世界は、映画館とも全く違う次元で楽しめるので、
是非一度体感してみていただければと思う。

kanna川崎ロジスティックより車で20分とお近くのお客様。
ブラックチェリーのセパレートタイプのテレビボード。
tam1
最近多いのがスモークガラスタイプの扉で、かなり色が濃いのでほとんど中が見えず、
機器に電源が入った時のみ光っている部分が見える感じ。
スモークガラスやピトロガラスなど多くの種類があり、
使用する場所や目的に合わせガラスの種類を変えている。
tam2tam5僕のこだわりや特徴みたいなもは、僕以外の人から見るとほんの少しの違いに見えるはず。
がしかし、僕自身はかなりのこだわりと特徴を家具に乗せ発信していると思っている。
そもそも発信する者のこだわりなんてものは、そもそも前面に出す物なんかではないと日々思い仕事をするようにしている。
その微妙な違いや感性に共感してくれている皆様に感謝しながら。

調布市へ納品に出かけた。
キッチンの納品の場合工事中の納品になるため、まずは本体を設置し扉や引き出しを一旦持ち帰り、
工事終了後に再度設置にお伺いする。

fuk5fuk2fuk3キッチン側の収納は全て抽斗の仕様でグローエの水栓とミーレの食洗機をチョイス。
IHクッキングヒーターは三菱製のユーロスタイルをビルトインしている。
fuk4

ダイニング側はカウンター式になっていてゆったり4人が並んで食事の取れるスペースがある。

fuk1そして幅2400mmのモコモコソファーとオットマン。
今回の生地はブルーのモケット生地。

神戸でkannaブランドを立ち上げて16年が過ぎた。
多くのお客様にご注文をいただき、そして現在多くのリピートをいただいている。
もちろん全てのお客様にリピートをいただくことは無理だが、かなりの確率でいただいていることは間違いないことで、
その結果は今までしてきた仕事の評価として受け止めるようにしている。

この国はデザインという評価がなかなか得られないのが現実で、
そんななか、図面だけが一人歩きしているといった現実も少なくはない訳で、、、。
と少し愚痴ってしまったが、仮注文をいただき詳細なデザインを作成するといったシステムにさせていただいたことで、
思い切り図面を作成することができるようになり、
本来の業務に打ち込めるようになった。

さて今回の納品はもう何度目のご注文になるだろうか、、、。
ブラックチェリーのチェスト。
sibできたてのしらけた感じから徐々に深みを出しながら変化するブラックチェリーは
その変化が大きく、この経年変化もまた楽しみの一つである。
メンテナンスをしながら愛情を注ぎ育てていただければそれに応えてくれる。
そんなもの作りをこれからも続けていきたいと思う、、、。

ブルーのマグネット壁にオークのワックスフィニッシュのキャビネット。
sak1なんとも遊びこころのある空間。
ここに更にいろんな写真や植物などが付け足されていく。
想像しただけで心が躍りワクワク楽しい気分になってしまう。

こころのゆとりが遊びになり余裕を作っていく様な気がする、、、。
バタバタした都会でこうしたこころのゆとりを作る時間はとても大事な事案の様な気がした楽しい納品だった。

相変わらず人気のウォールナット。
ようやく安定した品質の材木が供給されるようになてきたが、
価格はうなぎのぼりなのは相変わらずだ。

施工例を見ていただくと気付いてもらえると思うが、ある程度の長さまで木目を通して制作するのだが、
これがまた苦労の種で、ただでさえ品質維持が難しい材な上に長さま確保しなくてはならない、、、。

天然素材であり大型の家具をあっさり仕上げるために欠かせないのがこの苦労で
長年良い方法がないか考え続けてきたが、最近はそれも諦めその苦労に慣れることに専念している。

今回はそんな人気のウォールナット材を使ったセパレートタイプのテレビボード。

sug1あたかも建築中に設置したかのような納まりももう慣れた作業だが、
ブランドを立ち上げて15年間、きっちり納まるまでの不安は相変わらずだ。

sug2長年改良を続け落ち着いたスリットも今やウェブでテレビボードと
検索すると山の様に画像が出てくる今、新作のテレビボードを出すか思案中である。
工房の作業になかなか余裕がないが、まずは神戸店のテレビボードを作り変えようと考えている。

神戸店での納品事例を紹介させて頂く時なのですが、
僕自身あまり神戸店のお客様とお話しすることがなく、納品もお伺いしていない状況でのご紹介となってしまうので、
文章を書くときに少し考えないと言葉が出ない場合がある。
とは言っても、作図段階で全ての家具のバランスを見て修正したり、
定期的に神戸に帰ったときに、仕上がりや納まりのチェックをしているので、
パソコンの前に座りキーボードを触り始めるとなんとなく書きたいことが頭に浮かんでくる。

fkm2fkm1魅せるということと機能性との両立だが、これがなかなかうまくいかない作業で苦労すことが多い。
魅せるために配置した物が、たまたま収納に役立つ形といった感じで、
収納のために配置したものでないという流れでデザインができたとき、双方が両立できることが多い。

このテレビボード、両サイドにトールの収納を備えていた、
かなりの収納量を確保しつつ、魅せることもできる。
さらにこのトール収納にいろんな工夫を施せば様々な用途に流用できる優れものだったりもする。
まあ、そう簡単ではない作業で、考えすぎてもひらめかない厄介な仕事なのだ、、、。

さてと、今日から1週間神戸なので今から荷支度をして出発いたします。
ではでは、、、、。

東京都練馬区へ。
今回はブラックチェリーの天板にブロンズスモークのガラス扉のテレビボード。
急遽サラウンドのスピーカーをリアに設置する許可が奥様から得られず、
とりあえずボードの上に置いての撮影となった。

okt扉は全てスイングダウンのガラス扉となっていて台輪部分にはルンバのピットが。
テレビは壁掛け施工をさせていただいているが、特別な下地は施されていない状態で
配線通路も壁内隠蔽をしている。
当日ぶっつけ本番の1発勝負での穴あけ加工。
事前調査で隠蔽配線の可否は90パーセント以上の確率でわかるのだが、
10パーセント程度隠蔽出来ない可能性があるリスクをお客さんに納得いただいた場合のみ施工させていただく。
台輪部分には間接照明が仕込んであり、リモコンでのオンオフと調光が可能なものをチョイス。

ガラス扉の場合、高音になる機材に負担がかかるのだが、今回のボードは見えない部分で
きっちり排熱がなされる構造で製作しているため全く問題がない。

その方法については企業秘密ってことにしておきます。
本日はここまで、、、。