据付タイプのオーダーソファー。
張り地はホワイトレザーで分割せず1本で製作している。
ソファー下にはルンバのピットスペースも確保している。
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月別アーカイブ: 2016年8月
東京目黒店がオープンして3ヶ月。
リフォームとしての東京初引渡しをさせていただきました。
場所はお店の近くの目黒区。
エントランスを入ると右側には大きな壁付けミラー。
あまり存在感を出さない為にフレームは極力薄く製作。
そして廊下の壁は右側のみ漆喰のフラット仕上げでそれ以外は全てAEP塗装仕上げ。
AEP塗装とは水性のアクリルペイントで店舗などにはよく使われる施工法。
続いてリビングへ
キッチン横にある収納で、用途は食器棚。
大きな観音開きが3スパンあり内部は全て可動棚。
床面が見える収納になっているのでワゴンなども収納可能で使い勝手は抜群に良い。
スキップされた室内はとても遊び心がある設計のマンション。
右の写真は地下のトイレでドアは桐材の柾目の引戸。
そして左の写真はお風呂場の入り口のドア。
そのお風呂場が右側の写真。
左面は漆喰で右面はタイル貼り。お風呂は在来工法でガラス張りになっている。
そして左の写真はリビングの本棚とデスク。
約2ヶ月の工期かけたリフォームがようやく完成した。
皆さん初めまして。おーしまと申します。
忙しさのあまりブログを放置気味な工場長と中年スケーターさんのお力添えになればと思い、ブログの更新をお手伝いさせていただくことになりました。
どうぞ宜しくお願い致します。
さて、すでに納品を終えたものですが僕が製作に携わらせていただいた栗のテレビボードの製作風景を少しご紹介します。。。
横幅3900mmの天板の仕上げ中。 材料が長すぎて機械では正確に加工できないので、反対側の基準面と並行になるように手加工で仕上げ。
矩(直角)や直線が出ているか定規を当てて確認しながら鉋がけを行いました。
僕が家具作りを学んだ学校の手加工の実習では生意気にも、
「仕事ではこんなことはせんな…。」
と、思いながら手加工だけで荒材から平滑で直角の出ている板を削り出すなどの課題に取り組んでいましたが、手は万能やなぁ。と新ためて実感。
速さは機械に劣りますが、サイズオーバーすると使いものにならない機械に比べて手加工の可能性は無限に近い。 もっと手や頭を使って、もっと自分の可能性を伸ばしていこうっと。
などと、余計な事を考えながら丁寧に仕上げさせていただきました。
納品事例などをご覧いただければお分かりになると思いますが、栗はkannaではあまり使わない素材です。
栗は導管や木目がしっかりと出ていて環孔材に分類されるのですが、同じ環孔材のホワイトオークと比べるとあっさりとした質感で僕が好きな樹種の1つでもあります。
先に述べたように横幅が3900mmもあるので、あっさりとしつつも力強さを感じるテレビボードに仕上がりました。
この大きさの材料が中々見つからず苦労したそうです。
木目が1本通った贅沢な天板に仕上げられたのは喜ばしいことなのですが、6階の御宅までの搬入に少しばかり苦労しました。
kannaTシャツがキマってます。
夏真っ盛りの暑さと湿度、そして大事な天板に何かあってはならないという緊張感から文字通り汗だくになりながらも無事に搬入。
長さ3700mmのソファといい長いものばかり納品している気も
どうぞ、楽しみにお待ちください。