ブラックチェリーの円形テーブルを製作。
まずは、必要な大きさになるように天板の材料を矧ぎ(はぎ)ます。
正方形や長方形の天板と違い、円形の天板は角の部分に無駄が出てしまいます。
なので、なるべく無駄が少なくなるように長さを調整して木取りをしています。
1日おいて接着剤が固まったら、線より少し外側をバンドソーで荒取り。
鉋がけをして仕上げていきます。
完成をお楽しみに!
お客様の納品例をメインに、お店の新作や、商品などをブログ形式でアップしていきます。施工例としてアップしていきますが、デザイナーとしての視点で書き綴っていきますので、抽象的な画像や言葉になってしまう事もあるかも知れませんが、ラフな気持ちで見て頂ければうれしいです。
笑ったり、時には怒ったり泣いたりと一人の人間として自分の思いなども書いて行ければと思っております。
皆様、施工例オーナブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
家具工房kanna 艸島 功詞
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ブラックチェリーの円形テーブルを製作。
まずは、必要な大きさになるように天板の材料を矧ぎ(はぎ)ます。
正方形や長方形の天板と違い、円形の天板は角の部分に無駄が出てしまいます。
なので、なるべく無駄が少なくなるように長さを調整して木取りをしています。
1日おいて接着剤が固まったら、線より少し外側をバンドソーで荒取り。
鉋がけをして仕上げていきます。
完成をお楽しみに!
木を薄く削り、ベニヤ板に貼ったものを突板化粧合板といいます。
木は同じ樹種でも色が濃い薄い、木目が粗い細かい、真っすぐだったりうねっていたり
と様々です。
似たようなものはあっても、同じものはありません。
それが木の面白いところであり、反面扱いづらいところでもありますが・・・
突板屋さんからサンプルを取り寄せ、色や木目を確認してから貼ってもらっています。
仕事の合間にちょこちょこと進めていた新Tシャツ製作ですが、いよいよ完成しました。
初めてのTシャツづくりと、こだわりの強い職人達ですので、案出しでなかなかと難航しました。
とにかく案を出し続け、やっとのことでデザインは決まりました。
こだわりは何といってもブルーのグラデーションです。涼しさを感じさせるこのデザインには職人一同顔を合わせる度に清涼感を感じています。
大きくかつ密集させたロゴはパッと見たとき、どこか模様のようにも見えます。
完成で喜びもありますが、ユニフォームですので身の引き締まる思いもあります。
岩野
オーダー頂いた洗面化粧台を製作しました。まず人工大理石の天板、シンクや水栓が個別に工房に到着。図面とそれらを照らし合わせる所から始まります。天板にシンクを取り付けて水回りですので隙間にコーキングを打ちます。そして水栓、ポップアップ止水栓の穴をあけます。天板に取り付けた器具に干渉しないように家具本体を製作して行きます。ようやく写真の所まで来ました。
以前のブログやインスタグラム等でも紹介しておりますが、kannaでは家具をオーダーいただいてお客様のお宅に納品する前に、工房で組み立て器具の納まりや据え付け手順の確認、不具合等ないかを確認します。
扉を取り付けて完成です。
実際の据付では両側が壁でその間にピッタリと納まり洗面化粧台の上部に同じ幅でミラーボックス、その上下には間接照明。カウンターとミラーボックスの間はタイル張りとなります。ホテルのような仕様の洗面所、メイクや歯磨きの時間でさえ楽しくなりそうですね。
ozaki
木と木の接合方法に「枘接ぎ」というのものがあります。
それぞれの部材に凹部と凸部を作って、はめ合い(凹部と凸部のキツさの関係)と接着剤で接合する方法です。
強固な接合方法なので強度が必要な椅子やテーブルの構造部に用いることが多いのですが、kannaではスリットの扉にも用います。
手間はかかりますが、強度が上がるので永くお使いいただけます。
大島
kanna東京目黒店から車で10分程移動し納品現場へ。
目黒区は東京都内でも高層ビルも少なく、緑もあって比較的住みやすい街。
神戸で生まれ育った僕には、渋谷や新宿といった東京の大都会は一年半経った今もまだまだ馴染めたとは言えない感じ。
今回はテレビボードと食器棚、寝室のクローゼットを納品させていただいたのだが、
写真撮り当日がお引越し日ということもありクローゼットの撮影は断念し
テレビボードと食器棚を撮影させていただいた。
まずはテレビボード。
幅5メートルのセパレート型のテレビボードは天袋に白、壁掛けパネルのダークグレー、
そしてカウンターはウォールナットというアダルトな雰囲気。
打合せの段階で、頭の中にいろんなイメージが立体的に浮かび上がっているのだが、
そのイメージは言葉や絵にして、全てお客様に伝える場合もあるが、伝えないこともある。
どちらかと言うと伝えていないイメージの方が多いだろう。
なぜ伝えるに至らないかは、会話の中にブレーキをかける何かを僕が感じたからだと思う。
もちろん僕は家具のデザイナーという立場にたっているわけだが、
全てのお客様がそれを求めている訳ではないので、僕はそれを求められた時にデザイナーとしての立場でお話をする様にしている。
次にキッチンバックボード。
画像ではわからないが面材はキッチンの面材合わせにしている。
天板もキッチンと同じアイカのフィオレストーン。
カウンター部の背板はテレビボードと同じダークグレーで、全体の雰囲気を引き締めている。
kanna目黒店から車で10分程度の街世田谷区へ。
世田谷区、目黒区は都内の中では人混みも少なく住みやすい街。
緑も多く大通りから一本は入れば車通りもそれほどではないのでお子さんも育てやすいだろう。
今回は、とにかく収納にこだわった壁面収納。
リビンク、ダイニング、そしてL型につながったキッチンカウンターまで、全て収納できる様に作り付け。
寸法や収まりは超E難度で、丸一日取り付けに時間を要した。
扉収納にTVボード、飾り棚とチェスト、カウンター下の引き戸収納、マグネットの付く白いパネル、ルンバピットにテレビの壁掛けそして壁掛けのスピーカーとオーディオ、、、、。
機能や収納を重視した家具、デザインを重視した家具など様々なご要望があるが、
それをご要望を再現しつつ、いかにスマートに見せるかということにもこだわり、デザインするようにしている。
お盆休み前に難易度の高い現場が続くが、その後のおやすみをいただく為にも頑張らねば、、、。
東京中野区のマンションへの納品事例。
機器収納はTV下部収納部ではなく、両サイドのスリットで収納。
内部には引き出さ式のプリンター収納も。
壁面右側のオープン棚収納は現場寸法合わせ後に組み上げる方法で製作。
これによりより造作感を出している。
東京中野区へ納品に。
今回の壁面収納はウォールナットの収納部分と白の棚収納の部分までを製作。
オーディオ収納部はテレビ下部ではなく両サイドの収納のスリット部分が聞き収納になっている。
白の棚収納部分は現場組のノックダウン方式で製作。
箱を組み合わせて設置するのとの大きな違いはボックスを組み合わせた様な感じではなく、
板の組み合わせで構成されているので、あっさりすっきりしている所だ。
こんにちは、工房長です。
数年前にTVボードをご購入くださったお客様からリメイクのご依頼。長さ3メートルのTVボードがお引越し先の部屋に入らないので分割してほしいとのこと。
before
after
扉1枚分を切り離し、その切断面に新たに側板を入れ突板で化粧して仕上げました。
新しく作った部材も何か月か経つと、元からある部材のような深みのある色に変化して馴染んでくるでしょう。