ウェンゲと言うアフリカ材を使った家具。
ウェンゲとは、黒檀に似た木で着色無しで濃い焦茶色をしています。
その独特な木目が特徴的な素材です。
L型には位置されたデスクは上部に座ったまま手の届く本棚を設置。
手元灯は座った位置から照明が目に入らず眩しさは殆ど感じられません。
ウェンゲの濃い焦げ茶色が渋く、男の基地といった感じのする空間に仕上がりました。
お客様の納品例をメインに、お店の新作や、商品などをブログ形式でアップしていきます。施工例としてアップしていきますが、デザイナーとしての視点で書き綴っていきますので、抽象的な画像や言葉になってしまう事もあるかも知れませんが、ラフな気持ちで見て頂ければうれしいです。
笑ったり、時には怒ったり泣いたりと一人の人間として自分の思いなども書いて行ければと思っております。
皆様、施工例オーナブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
家具工房kanna 艸島 功詞
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観音開きの縦型収納とセパレート型を組み合わせた左右非対称のデザインは
バランスが非常に難しいのだが、バランスさえ上手く取れればとてもいい雰囲気に仕上がる。
左収納部のスリット扉は引き込み戸になっていて、全開しても扉は出っ張らない様になっている。
中央のスリットは廃熱を取る為の物で、中には炊飯器やポットなどを収納する。
縦収納内部とカウンターには機器類の配線がゴチャゴチャしない様にコンセントを増設。
引出し内部にはkannaのオリジナルの仕切りを設置。
様々な構造で製作可能で、桐材を使用する事で調湿効果もあります。
最近食器棚スペースのご依頼が最近多く、大型化して来ています。
今迄キッチンスペースは女性だけが作業するスペースと言うかイメージが強かったのだが、
現在は家族皆が集まる家のメインの場所と考えられるようになって来ているんでしょうね。
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家具工房 kanna
NISHINOMIYA店
〒662-0976
西宮市宮西町10-6
0120-633-555
工房
〒651-1421
西宮市山口町上山口3-26-1
(078)907-1454
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神戸市灘区のマンションリフォームが完成。
今回は、リビングダイニングキッチン、洗面化粧台、トイレをメインにリフォーム。
リビングのテレビボードスペースはタイル貼りにし上部に間接照明を設置。
タイル面は2重壁構造にし壁掛対応にしている。
キッチンは本体はそのままにトップのみ人工大理石をシームレス加工して取替、
据え付けのセパレートタイプの食器棚とカウンター収納をブラックチェリーで新作。
洗面化粧台もブラックチェリーのオーダーメイドでトップは人工大理石シームレス加工。
水栓は引出し式のシャワー切り替え水栓で使い勝手は抜群だ。
トイレは床とクロス、手洗いの変更だが淡いブルーのアクセントを天井から奥の壁へと張り込み、
奥行き感の有る清潔なトイレになっている。
リフォームをする場合よく思う事なのだが家具や床壁材などをトータルで
コーディネイトしていく事と明確なコンセプトがものすごく大事なのだ。
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芦屋市のマンションへ納品。
最近本当に多く注文を頂くキッチンのバックボード。
最も多いのがカウンターの面材のみ木でその他が白のパターン。
部屋全体の木の量や色目によっては天袋を木にして少し色を入れる場合もあるのですが、
日本の住宅の場合、完成時に既に多くの木が入っている場合が多いのと、
床材に濃い色のフローリンが張っている場合が多く、天袋をその色に合わせると、
かなり上が重たい感じになってしまう場合が多い。
今回はウォールナットの面材。
出来たてのウォールナットはそのまんま焦茶と言う色目をしているが、
経年変化による退色とオイルの黄変により赤味と黄色味が足され自然な茶色へと変化していく、、、なかなか言葉では伝わらないですが、、、。
木には全て経年変化をおこすのですが、建材系の物の多くはたとえ天然木であってもその経年変化は乏しい。
引出しの内部は桐材による仕切り板。
カトラリーやお椀お皿などの収納用途により仕切り方を変える。
オプション設定になるのだが、この仕切りが非常に便利なのだ。
ただ仕切り過ぎると逆に使い辛い事もあるので注意が必要だ。
桐材の無塗装なので調湿性に優れているのでカビが生えにくい効果がある。
そしてこちらが玄関収納。
写真ではわかり辛いが棚板がウォールナット、タモ、ブラックチェリーの
三種類で構成されている。棚板は全て同じサイズになっているので、
何処にでも差し替えが可能になっている。
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神戸市灘区のリフォーム。
摩耶海岸通りと篠原北町の2件を同時進行していたのですが、
先日摩耶の物件は無事完工し今回は篠原のマンションリフォームの家具取り付けに伺った。
今回の据え付けは洗面化粧台とキッチンバックボードそしてカウンター下の収納にキッチンの天板の取替。
画像は旧キッチンの上に新しい天板を置いた画像。
オーダーのトップはコンロ開口やシンク、水栓の位置や厚みなど全てオーダー出来るので、
キャビネットの変更をせずトップの入れ替えが可能になる。
勿論給排水の移動は少ししないといけないが、キッチンの全てを入れ替えるのと比べると大幅なコストダウンが可能だ。
そしてキッチンバックボードとカウンター下の収納の設置。
西宮のお店に移転して受注が多くなったがキッチンバックボード。
最も多い形がこのセパレートタイプなのだが、
天袋を支える為の脚を入れずに施工出来るかどうかがポイントなのだが、
既製品の場合壁取り付けをしない事を前提に設計されているので、
必ず天袋を支える部材が入り、見た目にすっきりしない物が多い。
今回設置でバタバタしていた為洗面の画像を撮影出来なかったのですが、
後日撮影してご紹介いたします。
工房の製作がまだまだバタバタしている為、今年のゴールデンウィークは
お店工房共に休み無しでの通常営業、お店は明日の水曜日も臨時営業致します。
大型連休は遠方のお客さんも多く、せっかく遠くから来て頂いたのに定休日なんて事は無い様、、、
皆様のご来店をお待ちしております。
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先日職人ブログでご紹介したビックサイズのテレビボード。
4メートル超と言う長さで地袋の高さが500mmを超えている超大型テレビボード。
製作者である工場長の黒岩君と組み立て作業に入る。
大型の家具は1つで製作すると入らないのでいくつもの部材に分けて搬入し
現場で組み上げ、ぴったりとはめ込む部材は全て現場でカットしていく。
据え付け家具にも色々有るののですが、通常は据え付け寸法よりも1周り小さく製作し、
隙間の空いた所にフィラーと言う隙間を埋めるパネルを入れ逃げるが、
僕たちの場合フィラーで逃げる事はしない。
なぜなら、フィラーで逃げるとその場所に合わせて製作した家具ではなく、
家具をそこに合わせる為に部材をはめ込んだ様に見えスマートではなくなってしまうからだ。
こういったフィラーを入れない据え付け物の場合、逃げを考えながら製作していくのだが、
左追い右追いを現場の様子から制作者が決め、その順序で組み立てないと奇麗に収まらない仕組みになっている。
なので必ず製作した職人をメンバーに入れ納品に伺うのだ。
地袋の設置を終え天袋の設置。
天袋にセットする事が多いのが間接照明やダウンライトなのだが、
LEDの器具が開発されてからその加工性の良さにより収納量を減らす事なく簡単に照明を設置出来る様になった。
僕たちがよく使うのはドイツハーフェレー社の照明器具。
バリエーションの多さや互換性の良さに加え、デザインや設置性にも優れた製品。
設置完了!見て下さいこの迫力!!
扉を開けるとスマートな印象からは考えられない収納量を確保しています。
後日一部扉の差し替えとテレビの壁掛施工をすれば完成だ!
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いつから友達になって頂いただろうか、、、?
僕のフェイスブックの友達S様ご夫妻からのご注文。
とても仲の良いご夫妻で、ネイルサロンを経営されている。
オシャレで美男美女のS様のサロンのホームページアドレス!
http://www.more-nail.com ネイルサロン「More」是非一度覗いてみて下さい!!
で、今回納品させて頂いたのはテーブルと椅子。
ブラックチェリーの2100のダイニングテーブルにテーパレッグを3脚。
フレームと生地がそれぞれ違い、フレームがブラックチェリー、ウォールナット、メイプルで
メイプル材のみソープフィニッシュで仕上げている。
張り地は、国産サンゲツとイギリスゾファーニ、デンマークのエクスカリバーの三種類、、、。
生地の色使いやクッションなどのチョイスは流石ネイルリスト!!素敵です。
ウォールナットにオレンジのエクスカリバーのストライプ生地。
最初イタリアのオレンジの生地をえらんで頂いていたのですが、
生地が廃盤になっていて急遽エクスカリバーに変更、
その際はご迷惑をおかけいたしました。
あっ、近々また飲みましょね〜!!
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テレビボードとダイニングのカウンター収納を納品させて頂いた。
まずはテレビボード。素材はウォールナットで定番のスリット中央のみのタイプで
上部に天袋を取り付けている。
最近マンションを購入された方で多いのがマンションのオプション工事で
壁の下地補強をされていたり、リアスピーカーの配線をされていたり、、、。
kannaでは、和田興産さんのワコーレマンションの新築段階で壁掛の補強やリビングシアターのプランニングをさせて頂いていて、事前に配線を隠蔽したり天井にプロジェクターの昇降機を付けたりスクリーンを吊ったりと言った事をさせて頂いている。
最近マンションの建築工事もこういった柔軟な対応をされている所も増えていて、
ワコーレマンションの担当の方は「お客様が望む事は出来る事は何でもする。手間はかかっても可能な事は断らない」とおっしゃっている。
凄いの一言!マンションの場合建築に携わる人の数が戸建とは比にならないので、
細かな仕様をそれぞれのお部屋で形にするには相当な手間が掛かるのだ。
こちらはダイニングスペースの収納でタモ材を白く染色した仕上。
今回茶と白の家具を同じリビングにあえて取り入れているが、
色目だけではなく樹種や形など、そのお家によって様々。
お客様には色々なパターンがあって、ウェブでkannaを知って頂き気に入った形を決めて来て頂いた方、
収納したい物や機能などが明確な方、お好きな色や樹種がある方、漠然としていて何も決まっていない方などいろいろ。
ご来店頂き店内を一通り見て頂き、そこから過去の施工例などを参考に色々な提案を
お客様の用途や好みを伺いながら行っていく。
インテリアを作り上げていく上で、このうち合わせが最も大事な部分だと僕は思っているのだが、
お客さんの頭の中に有るイメージや好みなどをいかに読みとり形に出来るかで全てが決まると言っても言い過ぎではないと思う。
そんな目に見えない物を形にする為にも、これからもっともっと多くの引出しを
整理しつつ蓄えていこうと思う。
長さ4mを超えるリビングボード。
材質はブラックチェリー無垢材の
ブックマッチで、左の1スパン以外は全て扉収納になっている。
天板と台輪手掛かり部を白にし軽やかな印象の仕上がり。
扉内部は全て可動たなを1段備えていて、雑誌等も収納が出来る確保している。
天板面にはkannaオリジナルの特殊な方法により、
どの場所からでも配線がスッキリ納められる仕組みになっている。
ダイニングキャビネットもブラックチェリーの無垢材。
天板や台輪部に白を取り入れる事で明るく柔らかい印象に。
お客様のご要望で、左の引出しの内部に、デジカメなどの
小物家電が充電出来る仕組みを作っている。
勿論天板部にも配線経路を確保し、全ての家具に巾木コンセントを設置している。
ここ数日納品やリフォーム打ち合せなどでお店にも行けない日が、、、。
勿論ブログの更新も出来ないままという状態が続いいました。
今日は少し時間に余裕ができたので随分お待たせした更新作業に。
ブラックチェリーのローボード。引出し上下2段に見えるが、
実は左の1スパン以外は全て開き戸になっていて上下には分かれていない構造。
長さはなんと4m超えの超ロングサイズで、勿論そんな長さのブラックチェリーの板は
ないので2.5mの板を挽き割りブックマッチで製作している。
これが恐ろしく手間のかかる作業であると言う事は完成品からはわからないし、
この業界に携わっている人でも1度この作り方をしてみて初めて手間以外に色々大変な事に気付くだろう。
設置し扉を吊り込み眺めてみると、無垢である事を
感じさせない程あっさりした扉は、この作業の大変さを忘れさせてくれる。
天板は今回も、新店舗から人気の白天板。
白の材質の場合仕上は、メラミン、カラーラッカー、カラーウレタンの3方法があるが
質感の塗装仕上と扱い易さのメラミン材と言える。
価格はカラーウレタンが最も費用がかかる仕上げ。
こちらはダイニングスペースのキャビネット。
究極のシンプルモダン無垢材家具。
これからもこのコアな物作りを追求し続けていきたいと思う。