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    神戸でkannaブランドを立ち上げて16年が過ぎた。
    多くのお客様にご注文をいただき、そして現在多くのリピートをいただいている。
    もちろん全てのお客様にリピートをいただくことは無理だが、かなりの確率でいただいていることは間違いないことで、
    その結果は今までしてきた仕事の評価として受け止めるようにしている。

    この国はデザインという評価がなかなか得られないのが現実で、
    そんななか、図面だけが一人歩きしているといった現実も少なくはない訳で、、、。
    と少し愚痴ってしまったが、仮注文をいただき詳細なデザインを作成するといったシステムにさせていただいたことで、
    思い切り図面を作成することができるようになり、
    本来の業務に打ち込めるようになった。

    さて今回の納品はもう何度目のご注文になるだろうか、、、。
    ブラックチェリーのチェスト。
    sibできたてのしらけた感じから徐々に深みを出しながら変化するブラックチェリーは
    その変化が大きく、この経年変化もまた楽しみの一つである。
    メンテナンスをしながら愛情を注ぎ育てていただければそれに応えてくれる。
    そんなもの作りをこれからも続けていきたいと思う、、、。

    ブルーのマグネット壁にオークのワックスフィニッシュのキャビネット。
    sak1なんとも遊びこころのある空間。
    ここに更にいろんな写真や植物などが付け足されていく。
    想像しただけで心が躍りワクワク楽しい気分になってしまう。

    こころのゆとりが遊びになり余裕を作っていく様な気がする、、、。
    バタバタした都会でこうしたこころのゆとりを作る時間はとても大事な事案の様な気がした楽しい納品だった。

    相変わらず人気のウォールナット。
    ようやく安定した品質の材木が供給されるようになてきたが、
    価格はうなぎのぼりなのは相変わらずだ。

    施工例を見ていただくと気付いてもらえると思うが、ある程度の長さまで木目を通して制作するのだが、
    これがまた苦労の種で、ただでさえ品質維持が難しい材な上に長さま確保しなくてはならない、、、。

    天然素材であり大型の家具をあっさり仕上げるために欠かせないのがこの苦労で
    長年良い方法がないか考え続けてきたが、最近はそれも諦めその苦労に慣れることに専念している。

    今回はそんな人気のウォールナット材を使ったセパレートタイプのテレビボード。

    sug1あたかも建築中に設置したかのような納まりももう慣れた作業だが、
    ブランドを立ち上げて15年間、きっちり納まるまでの不安は相変わらずだ。

    sug2長年改良を続け落ち着いたスリットも今やウェブでテレビボードと
    検索すると山の様に画像が出てくる今、新作のテレビボードを出すか思案中である。
    工房の作業になかなか余裕がないが、まずは神戸店のテレビボードを作り変えようと考えている。






    神戸店での納品事例を紹介させて頂く時なのですが、
    僕自身あまり神戸店のお客様とお話しすることがなく、納品もお伺いしていない状況でのご紹介となってしまうので、
    文章を書くときに少し考えないと言葉が出ない場合がある。
    とは言っても、作図段階で全ての家具のバランスを見て修正したり、
    定期的に神戸に帰ったときに、仕上がりや納まりのチェックをしているので、
    パソコンの前に座りキーボードを触り始めるとなんとなく書きたいことが頭に浮かんでくる。

    fkm2fkm1魅せるということと機能性との両立だが、これがなかなかうまくいかない作業で苦労すことが多い。
    魅せるために配置した物が、たまたま収納に役立つ形といった感じで、
    収納のために配置したものでないという流れでデザインができたとき、双方が両立できることが多い。

    このテレビボード、両サイドにトールの収納を備えていた、
    かなりの収納量を確保しつつ、魅せることもできる。
    さらにこのトール収納にいろんな工夫を施せば様々な用途に流用できる優れものだったりもする。
    まあ、そう簡単ではない作業で、考えすぎてもひらめかない厄介な仕事なのだ、、、。

    さてと、今日から1週間神戸なので今から荷支度をして出発いたします。
    ではでは、、、、。


    東京都練馬区へ。
    今回はブラックチェリーの天板にブロンズスモークのガラス扉のテレビボード。
    急遽サラウンドのスピーカーをリアに設置する許可が奥様から得られず、
    とりあえずボードの上に置いての撮影となった。

    okt扉は全てスイングダウンのガラス扉となっていて台輪部分にはルンバのピットが。
    テレビは壁掛け施工をさせていただいているが、特別な下地は施されていない状態で
    配線通路も壁内隠蔽をしている。
    当日ぶっつけ本番の1発勝負での穴あけ加工。
    事前調査で隠蔽配線の可否は90パーセント以上の確率でわかるのだが、
    10パーセント程度隠蔽出来ない可能性があるリスクをお客さんに納得いただいた場合のみ施工させていただく。
    台輪部分には間接照明が仕込んであり、リモコンでのオンオフと調光が可能なものをチョイス。

    ガラス扉の場合、高音になる機材に負担がかかるのだが、今回のボードは見えない部分で
    きっちり排熱がなされる構造で製作しているため全く問題がない。

    その方法については企業秘密ってことにしておきます。
    本日はここまで、、、。

    東京港区のマンションでの納品。
    今回のテレビボードは壁面におうとつのある石張りのデザイン。
    そしてソファーは人気の通称モコモコソファー。

    msu1幅4300mm高さ2700mmの壁面いっぱいを利用し、地袋はと棚板はウォールナット材、
    そして天袋はグレーの吹き付け塗装仕上げをチョイスした。

    厚さ 20mm〜40mmとバラツキのある石に薄型のテレビとスピーカーを壁掛けする為
    特注でスペーサーを製作し実現させている。
    石の重量は約400キロと重い為貼り付けの作業は2日間に分けて施工している。

    壁掛けしている薄型のスピーカーはイギリスの名門スピーカーメーカーのKEFのスピーカー。
    今回の施工例を含めた数点の施工例をKEF JAPANのホームページでも紹介していただいている。
    KEFさんの施工例ページは https://www.kef.jp/information/kanna-tseries.html 
    是非一度ご覧いただければと思います。

    msu2そしてkanna定番のモコモコソファー。
    今回は濃いグレーをご提案させていただきアダルトな雰囲気を演出している。

    この日本においては手間と暇に最もお金がかかるのだが、
    なかなか手間と暇に価値を持ってもらえない国であるのも現実である。
    どこに手間暇をかけるかは作り手によって違うと思うが、あまりにそこをそごうとしている人が多く、その人達に僕たちの手間と暇を奪われるのは勘弁してほしいのが本音でもある。
    本気で考えてくれている人に全力を注げる環境を作るための方法を日々模索する毎日だ、、、。

    兵庫県尼崎市へ。
    ご兄弟で家具を何度もご購入頂いたお客様で、もう10年以上のお付き合いをさせて頂いている。

    今回は黒天板とブラックチェリーのテレビボードとオーク材のハーフ染色のウッドブロックソファー。
    クッションはフェザークッションを使った仕様です。

    ter1テレビ周り機器が少ないのでスリットはセンターのみ。

    ter2ウッドブロックソファーの断面。
    オリジナルより若干厚みを薄くして製作しているがそれでもこの迫力。
    クッションはフェザークッションを採用しているので、耐久年数が長く、
    クッションに空気を取り入れる要領で揉んでいただくとふっくらした状態に戻ります。

     

    伊丹市のマンションへ。

    ish1ラウンドのテーブルとA LINEチェアーそしてテレビボード。
    テーブル天板に反射する光。均一でありしっかり反射するが優しい光。
    何が言いたいかよく分からないと思うかもしれないが大事なこだわりがそこにあったりする。
    それは手で触れてみるとさらにその作業の大事さに気付いてもらえると思う。
    そんな些細なところにこだわらなくてもと言われてもう15年になる、、、、。

    ish2そしてテレビボード。
    最近機器類収納部にスモークガラスを使うことが多くなってきました。
    赤外線が透過し中が見えにくい扉は選択肢が少なく、何か新しい物を考え出さなくてはと思うことが多い。

     

    東京都渋谷区の高層マンションへテレビボードの納品に出かけた。

    sam1材質はブラックチェリーの無垢材で長さは4100mm
    横スリットの4メートル越えのテレビボード、、、、何度か製作したがやはり長い。
    テレビボードに関しては低く長いデザインが好きなだけにかなり自分好みのバランスだ。
    これから春にかけて年間で一番の納品ラッシュ時期がやってくる!!
    気合を入れて頑張らなくては。

    タモ材の柾目を使った縦スリット扉のキャビネット。
    抽斗が2段のものと1段のものと、、。デザインが似ているの一見するだけでは分かりにくい。

    tkm2
    tak1
    tkm4一本一本板から木取り、その後手押し鉋と自動鉋をかけ超仕上げ鉋面取りといった作業を、
    スリットの本数分繰り返すと言う気の遠くなる作業。
    仕上がったスリットを一本づつ刻みを入れた扉に組み込んでいく。
    全ての角を意識しながら丸くならないように加工する。
    全てがkannaのポリシーであることは言うまでもない。
    パリッと糊の効いた仕立ての良いシャツの襟のようと言えばいいのだろうか、
    そんなことをこの15年続けてきた。

    tkm3そうすることでしか出しえない緊張感のある空間。
    その空気がたまらなく好きなんですよね、、、。