神戸店での納品事例を紹介させて頂く時なのですが、
僕自身あまり神戸店のお客様とお話しすることがなく、納品もお伺いしていない状況でのご紹介となってしまうので、
文章を書くときに少し考えないと言葉が出ない場合がある。
とは言っても、作図段階で全ての家具のバランスを見て修正したり、
定期的に神戸に帰ったときに、仕上がりや納まりのチェックをしているので、
パソコンの前に座りキーボードを触り始めるとなんとなく書きたいことが頭に浮かんでくる。

fkm2fkm1魅せるということと機能性との両立だが、これがなかなかうまくいかない作業で苦労すことが多い。
魅せるために配置した物が、たまたま収納に役立つ形といった感じで、
収納のために配置したものでないという流れでデザインができたとき、双方が両立できることが多い。

このテレビボード、両サイドにトールの収納を備えていた、
かなりの収納量を確保しつつ、魅せることもできる。
さらにこのトール収納にいろんな工夫を施せば様々な用途に流用できる優れものだったりもする。
まあ、そう簡単ではない作業で、考えすぎてもひらめかない厄介な仕事なのだ、、、。

さてと、今日から1週間神戸なので今から荷支度をして出発いたします。
ではでは、、、、。

東京都練馬区へ。
今回はブラックチェリーの天板にブロンズスモークのガラス扉のテレビボード。
急遽サラウンドのスピーカーをリアに設置する許可が奥様から得られず、
とりあえずボードの上に置いての撮影となった。

okt扉は全てスイングダウンのガラス扉となっていて台輪部分にはルンバのピットが。
テレビは壁掛け施工をさせていただいているが、特別な下地は施されていない状態で
配線通路も壁内隠蔽をしている。
当日ぶっつけ本番の1発勝負での穴あけ加工。
事前調査で隠蔽配線の可否は90パーセント以上の確率でわかるのだが、
10パーセント程度隠蔽出来ない可能性があるリスクをお客さんに納得いただいた場合のみ施工させていただく。
台輪部分には間接照明が仕込んであり、リモコンでのオンオフと調光が可能なものをチョイス。

ガラス扉の場合、高音になる機材に負担がかかるのだが、今回のボードは見えない部分で
きっちり排熱がなされる構造で製作しているため全く問題がない。

その方法については企業秘密ってことにしておきます。
本日はここまで、、、。