工房ブログでも紹介している長いオーダーソファーの事例。
工房ブログアップからあまり日数が経過してしまうといけないので早めのアップ。

fuj1今回のソファーは長さ3700mmと長い。そして奥行きも広くみなさんの想像よりは現物の方が相当大きく見えるだろうソファー。
fuj2天板には3ヶ所のコンセントを設置しているが大きすぎてフレームには入りきっていない。
張り地は国産のモケットタイプで長く使っていただいても味のある生地。
fuj3そしてそのソファーの左にリビングボードを設置し、
リビングボードの正面にはルンバピットを備えたフローティングキャビネットを設置。
フローティングキャビネットは残念なことに写真があまり上手く撮れていなかったのでアップは断念。

全てのオーダー屋がそうとは限らない話なのだが、
僕の場合、搬入できる経路がいかなる経路であっても、
搬入できうる最大のサイズでデザインを立ち上げる。
よって今回はフレームを分割で製作し座と背のクッションは
1本で製作する指示を工房へ出した。

その理由はただ一点デザイン的に最良と思えるからだ。
もちろん、強度構造や生産、運搬のコストとデザインを測りにかけながら。
今回は2階バルコニーから一直線の場所であったため1本での製作に即決定したことは言うまでもない。

この搬入だが例えば30階の高層マンションでも階段上げで搬入することもある。
この場合もデザインにこだわりがあるからそうする訳だが、
上文にもあるように、コストを考慮しなければならない。

こういった場合、そのリスクや費用、長所や短所をお客様に御説明し、
費用を含めてお客様に判断して頂く。まあまあそれなりの費用はかかる訳ですが、、、。

施工者として決して楽ではなくリスクもあるが、これからもそこにこだわって仕事ができればよしと思う。

オーディオ好きな方ならきっと知っているであろう英国スピーカーメーカーのKEF。
その澄み渡ったキレの良い音と定位感。
ハイエンドからシアターまでデザインと音質を両立した名門メーカーです。
ウェブサイトはhttp://www.kef.jp
そんな素敵なKEFさんに目黒店の取材をしていただきました。

TVB3284gaikan4415構成や記事を考えていただいた遠藤さん、そして素敵な写真を撮って頂いた 土屋さん、
本当にありがとうございました。

薄型で、壁掛けができて音が良くて、、、MARANTZのアンプと組み合わせて毎日素敵な音を心地よく聴きながら仕事をさせていただいています。

目黒店ではそんな素敵な音と映像のコラボを体感していただけます。
ぜひ一度体感してみてください。

神戸市へ縦スリットのテレビボードを納品。

sak2sak1
木の特性と言いますか、木というものはその形状になった時の表や裏、
右や左の繊維の張り合いでその形を維持している。
なので大きな板を薄い板や板から桟などに加工する際必ず反りが生じるわけです。
その反りは加工後すぐにでて、そのあとさらにゆっくり反りを大きくし
全ての張り合いのバランスが取れるまでゆっくりと変形していく、、、。

焦らず急がず木の様子をうかがいながら作る。
生産性を追求する現代社会と逆行するこの物作りこそがこの空気感を生み出すと信じ15年。
そしてこれからもこのkanna styleで。