神戸市東灘区H邸へ。
まずはテレビボード。
奥行きのあるオーク材の盾スリット材とクオーツストーンのテレビボード
デザインを色々工夫し配線隠蔽を可能にした。
こちらはリビングボード。
白の鏡面吹き付け塗装仕上げ。
天板はグレーのクオーツストーン。

こちらはキッチン収納で、リビング収納とは対照的なマット素材。
そして玄関ホールから廊下へタイルとミラーを施工。

10月もあと数日、、、、。
11月上旬から中旬は関東方面の納品ラッシュ!!頑張ります。

月刊誌HiVi 2019年11月号の シネマ・イン・ホームのインテリア編で取材して頂きました。
今回は4ページの紙面で、京都山田邸の新築工事と神戸店リニューアルにスポットをあてて頂きました。


今から一年程前、山田様に京都で家を設計していただけませんかとご依頼をいただいた。
京都でも風致が厳しい地域だったこともあり、今回は設計を共同でし施工は京都の工務店さんで施工して頂きました。

kannaのオリジナル家具がたくさん入ったお家で、今回リビングシアターも設置。
そのリビングシアターを取材していただきました。

リビングシアターはリビングが主役であるということを大前提としている僕は、
シアターの気配を無くすということがコンセプトだったり、格好良く見せるがコンセプトだったり、その方向性を施主様のシアターに対する考えなどをヒヤリングしながら決定していく。

全くシアターの気配を感じない部屋が突然映画館以上の映像や音で映画や音楽を再生し始める。その完成度はおおよその人の予測を裏切るほどの高いクオリティーだ。

僕自身寝室に120インチのスクリーンと5.2.1chの3Dサラウンドを設置しているホームシアターユーザーであり、その始まりは今から30年前。
その時代から考えると現在ははるかに安価な機材でハイクオリティーな音と映像が楽しめる。
日本は家電量販店での機器購入が普通なため、なんとなく大ごとのように思えてしまうが、そんなことは全くなく手軽に楽しめるので皆さんも一度体験してみてください。

オーディオルームの構築のため姫路市へ。
オーダーメイドのLVパネルLVパネルと言われる拡散吸音パネル。
kannaオリジナルと言いますか、私艸島のオリジナルと言いますか、、、。
東京から西宮の工房へ数日の出張で製作。

このパネルの役割は高音域の反響の拡散と吸音、そして低音域の吸音の両方を備えている。
オーディオルームにはこれ以外にも吸音素材を取り入れ残響音を調整するのだが、
そもそもなぜそんなことが必要なのか、、、。

皆さんも経験あると思いますが、コンクリートに囲まれた部屋で大きな声(特に高音)を出すと音がやけに反響し耳障り、、、。そんな経験ありますよね、
六面体の部屋の壁に声が跳ね返り続け、とてつもない硬質な残響音に囲まれることになります。とても音楽など聞けません。
この残響音言葉の通り響きが残るということなので、瞬間的に出た音も長い時間の響きになり、次に発した音に被さることになるので音が途切れくことなくなり続けているように聞こえてしまうのです。
かといって、残響音をゼロにすれば良いかというとそういう問題でもなく、
良質な残響音を適度に残すことが大事、、、良質な残響音が適度に必要です。

まあ、普通にリビングなどで小さなスピーカで音楽を聴く場合は必要ありません。
これはオーディオマニアの方が音楽を聴く専用室やシアター専用室を作る場合などに必要な工事なのです。
この写真は、現在の神戸店に移転する前の六甲アイランド店内に設けていたシアターの専用室。
この部屋もLVパネルや吸音パネルを多く使い音の調整をしているのがわかりますよね。
こうすることで、リアルで臨場感と迫力のある音質での再生を得ることができるのです。

マニアックな話を長々としましたが、簡単にいうと『いい音』になるということです、、、。
男のロマンと言いますか、、、。あなたもこんな部屋作ってみませんか!

京都市左京区で新築一戸建ての建築依頼をいただきデザインを開始。
今回は風致などかなりの制約があり建築設計は神戸の野村建築研究所さんに依頼し、
建築は京都のかわな工業さんに依頼。

現在は外構工事と外部残工事が進行中なので外観を含めた写真は後日アップします。
ということで室内の家具をご紹介します。

まずはキッチン。
京都市左京区 オーダキッチン

黒のマットとブラックチェリーのコンビネーションキッチンとキッチンバックボード。
ビルトイン機器はキッチン側にガゲナウのハイカロリーバーナーと2口IHにボッシュの食洗機、グローエのK7。
バックボード側に、ミーレのエスプレッソマシーンと電子レンジ付きオーブンとワインセラーがビルトインされている。
淡いグレーのタイルと黒のマットとブラックチェリーのコントラストがとてもマッチしている。

そしてリビングへ向かう廊下にサブの洗面を配置。
オーダーの洗面台そこを抜けるとアールに貼られたラワン材の船底天井のリビング。
スクリーン内蔵の島型テレビボードとソファーの右側には間口2メートルの窓があり
そこからの眺めは絶景だ。
ビルトインソファーと天袋 据付のソファーはブラックチェリーフレームと黒革のフェザークッション。
そして天袋にはエアコンとプロジェクターをビルトイン。
外観を含めた全ての完成は11月を予定している。