最初にお話しをいただいたのは昨年の秋。
お問い合わせの後神戸店、目黒店と何度も足を運んでいただき納品の時がやってきました。
今回の納品はキッチン、食器棚、テレビボード 、玄関ドア、間仕切りドア。

まずは玄関の扉とリビングの扉。
kannaの神戸店、東京目黒店の両店舗に使われているドアと同じデザインで製作。
このドア、間仕切りドアは厚み40mmで玄関ドアは55mm。
玄関ドアはアサメラの無垢材をふんだんに使ったドアで、重量は100キロを超える。
取手がステンレスの別注取っ手をつけていて、これは目黒店と同デザイン。
もともと紫外線や雨での褪色が少ない材料だが、今回は雨や紫外線にさらされることがあまりない条件なので色褪せの心配もほぼないと言っていいだろう。

そして次にテレビボード 。
今回はオークのテレビボード。
出来たてのオークは少し白っぽく見えてしまうが、年月を重ねるたびに深く落ち着いた色合いへと変化していく。

キッチンから見ると、、、。

部屋に対して直角ではなく斜めに配置されているのも面白い。

そしてキッチンはオークの無垢材のペニンシュラとバックボード。
機器類はガゲナウのIHコンロとミーレの600mmの食洗機、水栓はグローエのK7
そしてフードはまだ取り付けられていないが、アリアフィーナのセンターフード。

最後にkannaオリジナルの木製水切りをセットして完成。
ステンレスの金属に木製水切りが何ともいいマッチングなのだ。
このお宅は、壁にモールテックスやポーターズペイントなどを採用し、仕上げにかなりのこだわりをもって建てられている。
写真でうまく表現できていないのが残念だが、数年後の風合いはかなりいいものになるだろう。

ゼブラウッド のテレビボード を設置に宇都宮市へ。
長さ4メートルまで対応できるゼブラウッド の柾目材は、色のなるべく薄いあっさりしたものを選定する。
とは言っても常に揃えることなどできない難しい材なので、kannaでは100枚以上のゼブラウッド を購入し在庫している。
4メートルという長さは言葉で言うと簡単だが、実際材料を確保するのは至難の技である。
この独特な木目と質感はかなり主張する材質なので、それそのものをオブジェのように使うと効果的だろう。

そして宇都宮といえば餃子!と言うことで昼食は餃子!
お客さんに教えて頂いた宇都宮みんみん。
ジューシでパリッとした食感の皮が最高に美味しい餃子でした!
焼き餃子と水餃子そしてライスがセットになって560円!
安いうまいで最高でした。

海の見える丘の上に建つ一軒家へ。
この景色があれば他に何も要らないと言ってもいいくらいの絶景を横目に納品作業にに取り掛かる。
そして、無事納品完了。

今回はウォールナットの無垢材を使ったキッチン カウンターで天板は黒のウルトラサーフェース。
傷や薬品、衝撃、高温にも耐えうるウルトラサーフェースと、ウォールナットの無垢の組み合わせで、
ハードに使っていただける食器棚が完成。


ブラックチェリー のテーブルとテーパーレッグチェアーを水戸市へ納品。
椅子の貼り地はエルメス傘下のクリエイションメタフォールとフランスのルリエーブル。
木の魅力もすごいが、ファブリックの持つ魅力もすごい。
価格だけでを見ると高く感じるが、デザインや製作過程などを考えると決して高くない。いや、安いといってもいいだろう。

質感を見にぜひご来店ください。