1年前スリットのテレビボードを納品させて頂き、今回はローテーブルの納品に。
今回のローテーブルはスリットのエクステンション仕様。
スリット同士を噛み合わせスライドさせる仕様なのだが、これがかなりシビアで、
遊びを作り過ぎるとスリット同士に段差が出来るので、微妙な調整が必要なのだ。
その調整だが、製作する工房と実際に使われる部屋の環境が違う訳なので、
その違いによる木の痩せを計算しなくてはいけない。
今回納品時は可動部をかなり固めに製作して納品し、10日から2週間様子を見て頂き、その状態で可動部がスムーズにならない場合再度削って調整させて頂く事になった。
これが大きくした時と小さくしたときの画像。
2週間後可動部がスムーズに動けば本当の意味での完成と言えるだろう。