兵庫県西宮市へ。
6年前の新築住宅でそこから定期的にメンテナンスや
家具などを定期的ご注文頂いている。
今回はリビングダイニングの収納扉を引き戸に変える工事。

nnak16年前のチーク材は良い風合いに経年変化していて、
今回の建具加工で新作すると他の扉とのバランスが悪くなるため面材は再利用。
一度引き上げさせて頂き工房で加工し取付け。

nnak3こちらはキッチン側の収納ですが先程のダイニングの収納と同じチークの板で
手前4枚を引戸にしカウンターと天袋は既存のままとしている。

nnak2その引戸はそのまま廊下の入口のガラス壁と繋がっていてこれも同じチークで製作している。
nnak4
nnak5施工時がいちばん良くその後年数を重ねるとどんどん質感が落ちて行く建材に対し
天然の物はその逆で質感を増して行く。
しっかり手入れされメンテナンスを行っているものは何とも言えない深みがでて来るのである。

6年の月日を感じさせないシンプルで素材感のでるデザインは今も全く古さを感じさせず、
逆に以前よりよくなっていると言ってもよいだろう。

それを味わうには木に対する思いやりと愛情が大切なのだ、、、。