オーディオを大きく分けるとサラウンドとピュアの2種類になるのですが、
今回はサラウンドについてお話しします。
 上の画像は先日納めさせていただいた渋谷区のM様のシステム  
これはkanna六甲アイランド店の時代の試聴室
そこから囲む=「Surround」で、聴き手を囲むようにスピーカーを配置します。
写真のようにリスニングポイントの後ろに埋め込まれたスピーカと
前に置かれたスピーカーで視聴者を囲むよう配置します。
代表的なものが「5.1ch」と言われるサラウンドで、前3本と後ろ2本の計5本のスピーカーと、0.1chのサブウーファーで構成されるシステム。
背後で音を鳴らすことで前後左右の音の動きが体験できる画期的なシステムで、
ピュアオーディオ(2ch)と言われるシステムとはこの点が大きく異なります。

映像と音声を合わせて臨場感のある映画やライブなどが楽しめます。

一人ではなく家族や友達と複数人で視聴する場合に必要なのがセンタースピーカー。
これは映像に映っている人の話すセリフやボーカルの音を主に再生するもので、セリフを映像の中心に定位させる為のスピーカー。
ソファーで数人座って映画を見ていても、全員がセリフをきっちり真ん中で聞くことができるのです。

最近はApple MusicやNetflix、Disneyplusなどでアトモスと言われる3Dサラウンドの配信がされるようになり、現在は「5.1ch」ではなく、
「5.1.2ch」や「5.1.4ch」といった配置のサラウンドシステムが主流になっています。
ブルーレイディスクなどではドルビーアトモスだけではなく、DTS XやOURO3Dサラウンドなど、様々の方式のサラウンド音源が収録されています。

もともと中学時代から興味を持ち出したオーディオの趣味ですが、
今ではシアターインストールの仕事につながっています。

すごく大げさで扱いが難しいと思っている方もまだまだ多いと思いますが、
大型のテレビモニターを使ったサラウンドの場合は、今までと同じテレビのリモコンを操作するだけなので、気軽に取り入れてみてください。
kannaでは神戸店、目黒店ともにサラウンド体験をしていただくことが可能ですので、
気軽に足を運んで頂ければと思います。